歴史は此処に120年

こんにちは。本日のコーチーズボードを担当いたします、令和4年卒/女子コーチの福岡由唯です。

昨日、慶應義塾体育会器械体操部創部120周年記念演技会/式典/祝賀会が行われました。

ご参加いただいた先輩方ありがとうございました。

4ヶ月前に本式典の旗振り役を担当することを決め、実行委員集めから始まり、このような情勢だったこともあり紆余曲折ありましたが、無事式を終えることができてホッとしております。

コロナ禍であまり先輩方が体育館に来たり集まったりする機会が減っておりましたので、今回は感染症対策も講じつつ、多くの先輩に来てほしいなと思って企画しておりました。

人数としての目標はOBOG50名、結果としてはそれ以上の先輩に来ていただくことができました。

準備期間は、監督・会長・先輩方の沢山のサポートをいただき、また部員の皆さんにも沢山沢山協力していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

私の中で特に印象に残ったのは、祝賀会 若手OBOG挨拶での但中先輩のお話です。「競技としての器械体操はいつしか終了します。その後残るのは人間性です。それが無いと社会で通用しないです。」と仰っておりました。部員の皆さんはもちろんスキル/技術を日々磨いてください、それを追求するのが器械体操選手だと思いますが、それだけにはなってほしくないな、と私も考えています。でもその人間性を育てる環境が備わっていることが、この部の良いところだと思います。

また、昨日印象に残ったのは部員の姿でした。予想以上に皆んなが一生懸命動いて素早く準備を進めてくれる姿に感動しました。「今から会場に移動するんですが、持って行って欲しいものありますか?」と聞きに来てくれる子もいれば、私が飲み物をこぼしてしまった時に直ぐに受け取って対応してくれる子、「これ終わったんですけど次こっちやりますね」と進んで仕事を引き受ける子ばかりで、何か本当に嬉しかったです。岡﨑主将も人前で話すの上手で驚きましたし、南主務は準備期間で一番私をサポートしてくれました。

(部員に甘いんじゃないのと言われそうですね、、、笑)

これからは、部歌の一部である「歴史は此処に百十年〜」の箇所は、「歴史は此処に百二十年〜」になります。これがいつしか百五十年、二百年、と変化していくのかと思うと、きちんと後輩に襷を繋いでいかなきゃいけないんだなと改めて考えさせられます。

私は、今よりももっと、部員・先輩方・関係者の皆さんがこの部が好きで、縦や横の繋がりを大切にしたいなと思っていて、何かあれば協力し合う、そんな部に近づけたらいいなと思っています。これは私が密かに思い続けていることです。

昨日来られなかった先輩方も、いつもご支援いただきありがとうございます。

125周年記念式典はもっと盛大にやりたいですね。

纏まりがない文章となってしまい大変恐縮ですが、今回はこちらで失礼いたします。

福岡 由唯