3人の五輪メダリストが蝮谷へ!

文/岡﨑隆誠

去る令和5年2月26日、当校蝮谷体育館で「第3回神奈川県ジュニア強化指定選手強化事業(練習会)」が開催され、《田中体操クラブ》の田中和仁先生と田中佑典選手にご指導いただきました。また、3月1日には《日本体育大学》の白井健三先生も来館。お三方の知名度、ご活躍、体操界への貢献度については、説明するまでもありません。

佑典選手には柔軟、準備体操、基本トレーニングについて、実演しながら講義いただきました。和仁先生も参加者をサポートしてくださり、お二人の息がピッタリと合っています。「適当にやるとサボれるが、きちんとやれば効果が大きい」。美しく減点の少ない演技をされる佑典選手のお言葉には説得力があり、質がいかに大切かを再認識させられました。

健三先生も選手と一緒に体を動かしながら指導するスタイルで、目の前でなんとゆかの5回ひねりを実演してくださいました。練習後には質疑応答の時間を設けてくださり、「緊張は味方。敵にしない。その場に立っている人しか緊張できない」のお言葉が心に響きます。体操の技術も高度ですが、コミュニケーション能力が高く、どんな質問を投げかけても的確に即答されます。なかなか真似ができるものではありませんが、努力して少しでも近づきたいと思います。

参加者に気さくに話しかけてくださり、写真を撮っていただいたりサインしていただいたり。和仁先生、佑典選手、健三先生、お忙しいなかありがとうございました。また、招へいを企画してくださった皆様に感謝申し上げます。余談ですが、和仁先生と佑典選手は私と同郷で出身クラブも同じ。今度ゆっくりローカル談義をよろしくお願いします!