皆様こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科3年の伊保内啓佑です。
新学期が始まり、華々しい三田ライフがスタートしたわけですが、多忙によりすでに身体にガタがきつつある今日この頃です。五月病にならぬよう、気をつけていきたいですね。
今回は「感謝」という、あまりにありきたりで語り尽くされたテーマについて話していこうと思います。こんなにも当たり前なことを改めて言うのも少し気が引けますが、ふと思った事を是非皆様と共有させてください。
最近、部員があわや大怪我という危険な場面に遭遇しているのを何度か目にしました。その度に、いつ自分も体操ができなくなってしまうか分からない、という恐怖を覚えました。自分は毎日体操が出来ているから幸せな日々を送れていると言っても過言ではありません。体操をすることで幸福感を得ています。そのために、その体操を取り上げられた時、何か大きな絶望感に囚われるような気がしています。
しかし、考えてみればこの世の中には怖いことなど、自分が認知していないだけで、いくらでもあることに気が付きました。それこそ、明日自分は死なないなんて100%は言い切れませんし、家族や大切な人が今日も明日も無事かどうかなんて、実は分かりません。5分後に大地震が起きることだってあるでしょう。体操云々以前に、怖いことなどいくらでもあります。
しかし、その恐怖や不安に怯えながら生きるのはあまりに不幸すぎます。「失う」ことを恐れて生きていくくらいならば、今「ある」ことに感謝して、今「ある」幸せを目一杯享受して生きていこう、そう感じました。そうするだけでも、次の練習に臨む姿勢や、今度親や兄弟に会うときの態度、友人と話すときの言葉、朝起きたときの感情、それら全てが変わってくる気がします。その少しのプラスの変化が、自分を、そしてこの人生をプラスに変えていくような気がしませんか。皆様もよければ、今一度自分には何が「ある」のか、見つめ直してみてはいかがでしょうか。日常の見え方が少し変わってくるかもしれません。
拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。