にどめ

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の新山愛和と申します。

ピークは超えたとはいえ、まだまだ暑い日が続いております。皆様も体調に気をつけてお過ごしください。

この暑さから逃れるため、私は先日、涼しい映画館へ出向き「ちいかわ」を鑑賞いたしました。
映画公開期間も終盤に差しかかっているため、本日記では少々ネタバレを含みますこと、ご了承ください。

物語を簡単に表すなら、まさに「令和の失楽園」でした。不穏な雰囲気を残したまま終わる展開に、ネット上の「東野圭吾が監修したようだ」という意見にも頷けます。また、「人魚を食べれば永遠の命が得られ、それを求めたことで破滅に陥っていく」という設定から、神話を思わせる部分が多いことにも興味を惹かれました。

永遠の命をめぐる物語として最も有名な作品の一つが、アダムとイヴの「楽園追放」でしょう。美しい楽園で不死の体を与えられていた二人は、食べてはいけない木の実を口にしたことで神の禁忌を犯し、楽園から追い出されます。映画「ちいかわ」も、欲望に負けたことがきっかけではないものの、「食べてはいけないもの」を口にしたことで楽園を追われるという点で、アダムとイヴの物語と通じるものがあります。

また、「楽園追放」だけでなく、日本の「八百比丘尼伝説」をはじめ永遠の命を扱った物語の多くは、どこか悲劇的な結末を迎えます。本作品も製作者がどこまで意図しているのかは分かりませんが、こうした古典や伝承を思わせる要素が随所に散りばめられており、その知識の豊富さや仕掛けの多さに驚かされました。

ここまで映画についての考察を書いてきましたが、これらはすべて1回目の鑑賞後に知ったものです。初めて観た時はキャラクターの可愛さに夢中になり、深く考えずに観終えてしまいました。しかし、鑑賞後に作品に込められた背景を知ったことで、映画への理解が一気に深まりました。2回目は初回では気づかなかった描写や設定にも目を向け、同じ作品でありながら、違った視点から楽しむことができました。

部活動においても、2年生になって半年以上が経ち、これからは2回目を迎える行事や大会が増えていきます。1回目の行事や大会での経験を振り返り、次の機会に生かすことで、異なる視点を持って取り組むことができるのではないでしょうか。今までの経験を糧に、円滑な進行や状況に応じた対応ができるよう、これから迎えるひとつひとつの機会を大切にし、マネージャーとしての力を高めるよう努めてまいります。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。