ひと夏の長さより・・・

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、文学部4年の小澤智也です。

7月も下旬に入り、連日気温が30℃を超える真夏日が続いています。そんな中、我々大学生はいよいよ試験期間に突入というところで、もう既に夏休みに入った高校生を横目に練習前に体育館で勉強をしている部員の姿も見受けられます。練習と勉強との両立は容易なことではありませんが、部活動中は体操に集中して、夏の大一番に向かっていきたいです。

その夏の大一番、すなわち全日本インカレが、奇遇にも今日から数えて丁度1ヶ月後(器械男子団体の競技日)だそうです。というわけで今回は過去3年間の全日本インカレの回想でもしてみようかなと思います。

1年生の全日本インカレは三重県で行われました。自分にとって初めての公式戦だったので会場に入った瞬間ものすごく緊張したことを覚えていますが、それ以上にその時に伊保内先輩に「一人で闘うわけじゃないから、心配すんな」と言われてほっとして泣きそうになったことを覚えています。

2年生のインカレは長野県、我らが西尾先輩のホームタウンでした。この年は大会自体よりも、その前の練習が記憶に残っています。当時、私は鉄棒の下り技に恐怖心を抱いてしまい、離せなくなった時期もありました。鉄棒が怖くて仕方なく、とにかく苦しかった記憶がありますが、たくさんの人の支えもあり、結果的に大会では成功できたので良かったです。しかし個人的にもミスがあり、チームの結果は振るわず、2部に降格してしまいました。

3年生として迎えた鹿児島県でのインカレは、一生忘れることのない試合だと思います。チームで演技を「繋ぎ」、昨年と同メンバーながらチーム得点を24点も上げることができ、試合が終わった時は、やりきった、という気持ちで気が付けば涙を流していました。結果としては僅差で1部昇格を逃したものの、これまでの人生で味わったことのない充実感で満たされ、幸せでした。

そして青森県でのインカレが、4年生として迎えるいわば集大成となりそうです。もしかすると来年以降もインカレの会場にいることはあるかもしれませんが、もう選手として出るインカレは今年限り、と思うと時の流れを感じます。とはいえ感傷に浸っているとあっという間に当日が来てしまいそうなので、この辺りで回想を終えることにします。

限られた残りの時間を、私にとって、チームにとって意味がある使い方をして、昨年を超える特別な夏にできるよう、尽力していきたいと思います!

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。