こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部1年の齋藤凜子です。
お正月気分も少しずつ落ち着いてきた頃ですが、新年に立てた目標や昨年の反省を胸に、本年も精進してまいります。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが、今年の抱負の一つに「程々に考える」という項目があります。頭で考えすぎて行動に移すのを怖がったり、逆に周りが見えなくなってしまったりするのは私の悪い癖です。実際、現実逃避のためにリレー日記を3回も書き直してしまい、逼迫するテスト勉強も進みません。そのため、過剰でも不足でもない程度に考えようという意味を込めました。そして、この達成にあたって見習うべきなのは(少し悔しいですが)4歳下の妹です。
私と妹は喧嘩こそ多いものの、仲良く育ちました。しかし顔や仕草は年々そっくりだと言われることが増えても、性格は全く似ていません。先ほど述べた私の性格とは雲泥の差で、妹は平然としており、強い意見や反応は示さず、冷静且つポジティブです。何より、物事を深くグルグルと考え込むことがありません。中学生で思春期真っ只中、考えすぎて情緒がジェットコースターのようだった自分と彼女を比べると、とても姉妹とは思えません。昔は考えたことを一方的に話していたやかましい姉だったのが、今では「何でそんなに考えるのか」と一蹴される始末です。
そんな妹も現在留学中で、慣れない環境に直面しています。流石の妹も気が滅入っている様子が度々伺えたので、年末年始に久しぶりに会った際に悩みを聞こうと試みるも、「何の話だっけ?」との返事。すっかり私の空振りでした。彼女のように、深く考えない方が人生は楽なのでしょう。今では見上げないといけないほど背が伸びた妹が、その大人びた構えによって一段と大きく見えました。
とはいえ、染み付いた癖を急に直すのは難しいものです。沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありと言われるように、本年も様々な場面で一喜一憂することがあるはずですが、今年のところはとりあえず「ほどほどに」考えることを意識しようと思います。同時に、妹の身長もほどほどに落ち着いてほしいものです。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。