やるしかないね

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、文学部4年の小澤智也です。

新年度になり、この出だし書きに「4年」という文字が入って、もう4年生か、と時間の流れを感じます。いよいよラストシーズンが始まるので、残り僅かな競技生活、学生生活共に1日1日を噛み締めながら全力で駆け抜けたいと思います。

みなさんは「モチベーション」という言葉にどんなイメージを持ちますか。昨今様々な場面で用いられる言葉ですが、「モチベーションが上がらない」などという使い方をするので、やる気や意欲のことを表していると考えるでしょう。ですが、私の観たとあるYouTubeの動画では、モチベーションを「元に戻ろうとする力」と表現していました。人は変わりたくない生き物で、自身を取り巻く状況が変化した時に元の状態に戻ろうとする人間の本性そのものだといいます。

すなわち、モチベーションが上がらないのは、変わりたくないから、ということになります。今が起点になっている場合、変わりたくない状態は今現在の自分であり、そこにモチベーションが働かないのは当然です。では、どうすればモチベーションをあげられるでしょうか。

それは、変わりたくない状態を、未来のなりたい自分を起点にすることです。少し混乱してしまうかもしれませんが、未来の自分のなりたい像こそが本来の自分であり、そうでない今の自分は気持ち悪い、変わりたい状態だ、と考えるのです。自分の目標、ゴールがはっきりすればするほど、それに対するモチベーションは強くなるそうです。だからこそ、目指すべきところをはっきりさせ、そこに至る道筋を立てることが重要なのです。

私に例えると、8月の全日本インカレで優勝することをゴールとし、そこに至るまでの各大会での目標設定、月目標、週単位、1日のやるべきこと、それぞれの解像度を上げることが、モチベーション向上につながります。私自身、心身がしんどいとつい、楽な方に流されそうになります。そういった時にやるべきことが定まっていれば、「でも今日はこれをやると決めてきているから、一旦無心でそれをやろう」というマインドに自然と切り替えることができ、調子の良し悪し関係なく練習を積み重ねることができます。要は「やるしかない」という状態に持っていくわけです。

全日本インカレまでは残り4ヶ月と少し。なりたい自分になるために、やり切りたいと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。