こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の五十嵐美文です。
本日記を書いています現在5月5日18時23分はゴールデンウィーク真っ只中であります。いつも通いなれた商店街も、今日は活気であふれ、街全体が少し明るく見えます。連休の終わりが近づくと、少し寂しさを感じるものですが、私は嘆くよりも前向きにとらえたいと思います。
突然ですが、先日、部活の後に現マネージャー4名で自由が丘のアフタヌーンティーに行きました。私にとっては初めてのアフタヌーンティー体験で、予定決行日が近づくにつれ、胸が高鳴りました。ただ一方で、「そもそもアフタヌーンティーとは何か?」という基本的なことすら知らないまま臨むのはどうなのかとふと思い立ち、事前にその歴史や伝統的なマナーについて調べてみることにしました。
アフタヌーンティーとは、19世紀中頃のイギリスで生まれた喫茶の習慣であり、格式高い文化として知られています。つまり、先ほど私が「アフタヌーンティーに行きました」と記しましたが、この表現はやや軽率であり、本来の意味を正しく反映しているとは言えません。一見すると、アフタヌーンティーは現代の私たちの生活からかけ離れた存在のようにも思えます。しかし、その背景には、夕食までの空腹を満たすための小さな工夫や、親しい人々と語らいの時間を楽しむという、時代や国を超えて共感できる人間らしい営みが息づいています。
今日、私たちがカフェやホテルでアフタヌーンティーを楽しむという行為は、単なる「映える」体験にとどまりません。そこには、過去の文化を現代に引き継ぎ、あらためてその価値を見出すという再解釈の姿勢が見て取れます。
スコーンの割り方や紅茶の飲み方など、ひとつひとつの所作にも長い歴史とマナーの意味が込められており、それらを理解することで体験の奥行きは一層深まります。
過去の知恵や文化を学び、現在の生活に活かす——いわば温故知新の精神こそが、アフタヌーンティーの真の魅力ではないでしょうか。その心を、今後も忘れることなく、日々の暮らしを豊かなものにしていきたいと感じています。ぜひ皆様も、日常を少し離れて、こうした文化に触れてみてはいかがでしょうか。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。