オレの生きる道

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科3年の釜屋有輝と申します。

いよいよ冬本番の寒さといったところで、翌朝起きる時間に合わせて暖房のタイマーを設定するようになりました。布団の温もりと相まって朝起きるのが億劫な毎日ですが、日吉に住んでおりますので、土曜日の10時からの練習に遅刻をした暁には大バッシングを食らうことでしょう。ということで、金曜日の夜にタイマーを設定するのは辞めにしておきます。

さて、最近は就職活動が本格化し、日常生活が体操7就活2勉強1ほどの割合で推移するようになりました。曲がりなりにも就職活動を行っていて感じるのは社員の方々、同じ年齢の学生含め、人との出会いの面白さです。自分の世界が如何に狭かったかを思い知らされます。特に私は慶應というコミュニティで約10年間を過ごし、またその中でも器械体操部というコミュニティで6年間を過ごして参りましたのでまさに新たな発見の毎日です。さらに私は所謂インドアなものですから、嫌でも社会を俯瞰するようになるこの時期は本当に貴重な機会なのかもしれません。

どこの企業でもグループワークを行うのが通例ですが、いきなり初対面の人とバチバチの議論を繰り広げるのは釈ですので基本的にはアイスブレイクも兼ねて自己紹介からスタートします。こんなことを言って良いのか分かりませんが、T京大学と聞くと少し怖気づいてしまいます。何にしろ、彼ら彼女らは本当に頭のスピードが速い。ワークがスタートした時点でゴールまでの全ての道筋が頭の中に描かれているのでしょうか。なかなか他大学の学生とこうして議論をする機会も無いので、貴重な時間だと自分に言い聞かせながら「地蔵」(※グループワーク中に黙りこけている人、その様子を表す就職活動用語)にだけはならないよう私が持っている頭をフル回転させています。また、この大学4年間で目を見張るような経験をしてきた人もいます。学生起業や長期インターン、夢の国でアルバイトをしている人にも出会いました。私が千葉県出身ということもあり、詳しく話を聞いてみたところ業務内容はなんと「ごみ捨て」。夢の国の裏側を見てしまったような気がしたものの、パーク全体を一望できる且つお客さんと一番顔を合わせることができる仕事だと熱弁され、正直圧倒されてしまいました。私はそういう尖った人が大好きなものですから。

私自身も体育会器械体操部という組織に所属をしており、そこで私が意識していること、考えていること、感じていることを率直に言葉にしています。私は体育会に所属することがある種当たり前の環境で生きてきたものですから、当初はその稀有さに気づいていない部分もありましたが、意外とこの大学4年間をスポーツに捧げている人は少ない、というよりこの大学4年間を一つの目標に向かって努力する環境に身を置ける人が少ないと言った方が正しいでしょうか。今置かれている環境に感謝し、ラストイヤーを駆け抜けます。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。