こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、文学部1年の小澤智也です。
12月に入り、今年も残すところ1ヶ月となりました。イチョウ並木の足元に散らばる無数の落ち葉と朝夕の肌寒さに冬の訪れを感じます。
そんな中、季節外れのイベントに日本、いや世界は熱狂に包まれています。言わずもがな、サッカーのワールドカップです。現地カタールでは連日熱戦が繰り広げられており、日本代表がドイツ代表に逆転勝利を収め、そしてコスタリカ代表に惜しくも敗れたというニュースは皆さんの記憶に新しいことと思います。では、それら試合の前後やハーフタイムのロッカールームではどのような会話が交わされていたのでしょうか。
私は先日、「Team Cam vol.07 歴史的な逆転勝利 ドイツ戦の舞台裏」、そして「Team Cam vol.09 ワールドカップ第2戦 コスタリカ戦の舞台裏」を視聴しました。勝利と敗北という対照的な結果となった2試合ですが、試合前日のミーティングに面白い共通点を見つけました。それは、森保監督が他国のゲームの結果を話題に出して選手たちに語りかけていたという点です。ドイツ戦前日のミーティングでは、優勝候補のアルゼンチンを破ったサウジアラビアの結果を受けてアジアやれるぞ、と選手を奮い立たせていました。対してコスタリカ戦前日には、初戦で大敗したイランが全く諦めずに2戦目に臨んで勝利を収めたことから、同じく大敗を喫したコスタリカもこの1戦に賭けてくるし、より強い気持ちで向かってくるぞ、とチームに注意喚起している様子が見られました。
私はこれを見て、人に何かを伝える際の具体例の有効性を感じました。もちろんなんでもかんでも例を挙げて説明すればよい、というものではないことは認知しておりますが、選手からしたら自分たちと同じ舞台でかつ直近の出来事を引き合いに出されることで、自分の中に話の内容を容易に落とし込むことができ、試合に向けて気持ちも高めやすいでしょう。そのような意味では森保監督のチームマネジメント力は素晴らしいものがあると思いました。
今は拙い文章しか書けませんが、私も相手が内容を理解しやすい伝え方ができるようこのリレー日記という場面を通して成長していきたいと思いますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
終始まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。