こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の泉颯真です。今の時期は、試合シーズンの終わりが近づいてきているということで、来シーズンのことを考えつつも、目の前の試合にもしっかりと向き合っていきたいところです。
さて、今回は体操競技とメンタルについてお話ししようと思います。私は先日、体操の調子があまり良くなかったとき、何かがプツンと切れたように、何もできなくなってしまうという現象に陥りました。具体的なことを言えば、あん馬にとびつくこともできなくなりました。ここまで何もできなくなることはそうそうないですが、試合が終わると、次の練習で試合で使っていた技がかけられなくなる、といったことが最近は特に多いように感じます。
原因を自分なりに考えた結果、それは技のレベルが段々上がってきているのと同時に、まだ自分の中でその技のハードルが高い、というところに行き着きました。単純なことではありますが、試合で使えるくらい経験を積んだ技でも、まだハードルが高い技は多くあるのだなと思い、そして、いつもギリギリの精神状態で競技をしていることを再確認しました。
私は、過去のリレー日記で、主に「成長」というものにフォーカスしていることが多いのですが、今回は、成長するには、如何に精神状態を安定させるのかが重要になってくる、という結論に辿り着きました。先に述べた通り、少しでも気持ちが切れると技がかけられなくなってしまうこの競技は、精神が健康であって、初めて練習になるのです。つまり、余計なストレスを抱えずに、のびのびと練習をし、尚且つ必要なストレスはかけていく、ということが大切になってくるのでしょう。そして、今居る環境に合わせる能力と、今居る環境を変える能力、この双方のバランスを以て成長する環境は作れるのだと私は思います。
最後になりますが、約1か月半前に全日本インカレに出場し、今年も大過失を出すことなく、無事に終わることができました。そして、点数的にも昨年から3点弱あげることができ、最低限の目標は達成できたように思います。しかし、今年の目標である、個人総合70点超えと、跳馬でアカピアンを跳ぶことはまだ達成できていないので、それは来週の早慶戦で達成したいと思います。非常に難しい目標ではありますが、精一杯努めて参りますので、応援の程、よろしくお願いいたします。
以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読、ありがとうございました。