こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部2年の小田切伊織です。
このリレー日記が投稿される本日3月13日は、春合宿の最終日になります。毎度のことながら締め切り直前までリレー日記を放置した自分は、行きの新幹線の中で執筆し、帰りの新幹線で投稿をする現状にあります。移動中の景色は当然楽しめるわけなく、なぜもっと早めに書かなかったのかと悔やみますが、これもまたいい思い出になることでしょう。
さて、先日の五十嵐のリレー日記にて、「体操バカ」というように自分を紹介してもらいました。今回はこのことについて感じたことを書こうと思います。
5歳のときから体操競技を続けてきた私は、そろそろ競技歴が16年目に差し掛かろうとしています。それと同時に22歳という競技のタイムリミットも迫ってきているのを実感させられます。最後のインカレはどのような形で終わりたいのか、自分の引退はどの試合にしたいのか、などいわば「終活」を意識し始めたのです。体操を始めた当時はオリンピックに出たいという漠然な目標を掲げていた自分は、年を重ねるごとに目標の現実味が増し、自分の技量では届かないところもあることを痛感していました。しかし、大学体操部に入部後からその考えは大きく変わります。特に昨年のインカレでの成功体験を経て、もう少し上を目指せる可能性があると感じるようになります。前回のリレー日記で最後に記した「もう一つ上のステージで戦える選手になる」というものは、具体的には4年のシーズンの全日本選手権、種目別選手権に自分の力で出ることです。そしてこれを自分の体操人生最大のピークにしようと掲げています。
話は変わりますが、目標設定には3種類のものがあると私は考えています。それは(1)夢物語の目標、(2)バカみたいに努力すれば届かなくもない目標、(3)少し努力すれば届く目標の3つです。前述した目標はこのうちの(2)に該当します。想像以上に努力しないと手にすることができない、つまり普段の練習量をどれだけ濃密なものにできるかにつながります。週5回の練習では物足りず休みの日でも体育館が開いているのであれば少しでも体を動かしに行く。1日3~4時間といった限られた時間の中でどのように練習するかを週単位、日単位で計画をする。練習内容を書き出し、練習がどのようなものであったかを可視化する。数えきれないほどの施策を打ち立てて実行する姿は、まさに「体操バカ」なのかもしれません。それが誉め言葉なのかどうかはわかりませんが、私にとっては最高の誉め言葉です。
これから始まる今シーズンを良い結果で終われるよう、日々練習に励んでまいります。応援の程よろしくお願いします。
以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。