こんにちは。本日のリレー日記を担当致します、経済学部3年の小林武生です。
朝と夜は肌寒く昼は少し暖かいという、外に出る時に着る服を迷ってしまうような日々が続いております。私は寒暖差に弱い方ですので、体調には十分気を付けていきたいところです。
さて、私の体操部引退も近づいており、これで最後のリレー日記となりました。引退間近となった今、「体操部に入って本当に良かったな」と日々感じております。今回はそんな体操部で一番楽しかったこと、学んだこと、そして残りの体操人生2か月間の抱負について話させていただきたいです。
体操部に入り、1年生では霜月杯で団体優勝し、2年生の時には早慶戦に出場し、さらに首藤先生とOBOGの方々と共にアメリカ・カナダ視察に行かせていただきました。3年生の頃は留学先のイタリアで体操を続けるなどして、この4年間であらゆる経験をさせていただいたのですが、その中で一番楽しいと感じたのは自分が主役ではなかった去年のインカレでした。インカレ一部団体の試合という緊張感のある舞台で、私はチームのサポート役として付き添いました。観客席含め、慶應一丸となって応援している選手を、間近でサポート出来たことはとても楽しく感じました。「やはり体操は団体戦だな」と感じた瞬間でした。少し余談ですが、2018年の霜月杯もその点ではとても楽しかったです。5人演技して全種目ノーミスだった時は観客側も相当盛り上がっていましたね。
このような慶應体操部でのあらゆる経験の中、私は多くのことを学び、そして成長することが出来ました。競技面では、私はもとより演技が荒い方で、今でも綺麗とは呼べないかもしれませんが、「美しい体操」は入学前よりも相当意識出来ていると感じています。そして人間性の面では、私は積極性をより持てるようになったと感じています。慶應義塾体育会器械体操部という組織において、自分の意見を発信することが求められる場が多く、特に2年生の頃学年リーダーを務めさせていただいた頃に、リーダーとしての積極性の大切さを学び、それが強みになるように意識してきました。今後も体操部で身に付けた積極性を活かして、あらゆることに挑戦していけるような壮大な人生を歩んでいきたいです。
さて、16年間やってきた体操も残すところわずか2か月となりました。まずは目の前にある全日本インカレを全員で成功させられるよう、しっかり練習していきます。去年はサポート役として楽しみましたが、今回は団体の選手として去年以上の楽しさを体感したいです。またインカレ、早慶戦後も、悔いの残らないように自分のやってみたい技なども果敢に挑戦し、最後まで体操を楽しんでいきたいです。
最後に、この場をお借りし、感謝の気持ちをお伝えしたいです。今の私があるのは慶應体操部の関係者皆様のおかげです。入部時に4年間の目標として「インカレに団体で出場し、ロペスを跳ぶこと」と言ったものの、ロペスは未だに跳べそうにないというそんな私ですが、最後までご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。さらに4年間を共に過ごした同期にも大変お世話になりました。引退後も私が積極的に集まるよう声をかけますので、歳をとってもみんなで集まって笑って話し合えるような同期であり続けたいです。そして最後に、16年間、クラブへの送り迎えを始めあらゆる場面で私をサポートし続けてきてくれた両親にも深く感謝しております。今まで本当にありがとうございました。
まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。