命の洗濯

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部2年の大脇美怜です。

年末年始の長期オフに入り、このリレー日記を静岡の実家で綴っております。1週間という短い間ですが、普段会えない人達との時間を大切に過ごしたいと思います。

さて今回は、「風呂は命の洗濯」という言葉を紹介させていただきます(一般的には「鬼の居ぬ間に」ですよね)。これは以前から私が好きなアニメである新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトが主人公のシンジに言った、「風呂は命の洗濯よ」の台詞からきています。登場人物それぞれが過酷な運命を背負わされている物語の割には意外な台詞と思われるかと思います。

「命の洗濯」という言葉自体には平生の苦労から解放されて、寿命がのびるほど思う存分に楽しむことという意味があります。それを風呂に当てはめるのは些か大げさに感じるかもしれませんが、ここ1年ほど自分にとってこの台詞が、折に触れ身に染みるのです。

というのも、今年から武蔵小杉でひとり暮らしを始め、ユニットバスになったことが挙げられます。ユニットバスは狭く、以前までは毎日お風呂に入っていたのにも関わらず嫌になってしまいシャワーで済ませるようになりました。たまたま夏頃、友人が泊まりに来た時に家の近くに銭湯を見つけてからは週に1回ほど行くようになりました。銭湯のお風呂は当然ながら広く、色々なお風呂の種類があり毎回行くのが楽しみです。そしてその時間は自分にとって1番物事を振り返り、1日の大変だったことを忘れられる大切な時間となっています。銭湯から帰ると悩んでいたことが案外小さなことだったり、疲れが全くなくなっていることに驚きます。1日の終わりの、誰からも干渉を受けない時間だからでしょうか。エヴァンゲリオンの主人公とは置かれている状況があまりにもかけ離れているのですが、「風呂は命の洗濯」とはまさにこのことだと感じるのです。上記の様に、今年の私にとってお風呂の時間が命の洗濯となりましたが、人それぞれ異なることと思います。ぜひ一度それが何かを考えて、その瞬間を大切にしてみるのはいかがでしょうか。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。