感謝

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部4年の永野祐里です。と書くのも最後になってしまいました。

今回のリレー日記が最後ということで、本当に何を書くのか悩みました。何回も書いては書き直し、の繰り返しでした。特に他の同期がいい文章を書いてくれているので、同期として釣り合う文章を書きたいと思いましたが、よくよく考えたら伊保内や上田には同期として恥ずかしいとよく言われるので、彼らに釣り合おうとするのはやめます。私らしい、感情的な文章を綴らせていただきます。駄文になり申し訳ございませんが、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
最後のリレー日記では、「感謝」を伝えたいと思います。
私は本当に恵まれていて、本当に素敵な人達に囲まれてここまで来られたと痛感しております。

まず、同期への感謝を述べたいと思います。同期は男子しかおらず、中高は女子だけの部活に入っていた私はしょっちゅう女子がいたらなあとぼやいていましたが、逆に女子だからといって変な扱いはせずほぼ男子扱いをしてくれる本当にいい同期に恵まれたと思います。

伊保内へ。伊保内は私が業務等で失敗してしまって落ち込んでいる時に冷静に話を聞き、どこがダメでどうすべきかを具体的に教えてくれることで、感情的に(主に上田に)キレてしまう私を宥めてくれました。主将で責任も重く辛い思いをしている中、感情的な私にも気を配ってくれるいい同期です。言い方がきつい時もありますが、私は、彼には当初から根拠はない絶大な信頼を置いていて、それが彼へのプレッシャーになっていたところもあったかもしれませんが、彼が主将なら大丈夫、とずっと思っていました。無責任な同期で力になれず申し訳ないですが、彼が主将の時に体操部に所属できて幸せでした。2年間体操部を引っ張っていってくれてありがとう。

上田へ。上田には部員の中で一番迷惑をかけ、一番喧嘩をふっかけ、一番叱られ、一番嫌いになり、一番面倒を見てもらい、一番話を聞いてもらい、一番一緒に遠征に行き、一番私の勉強を応援してくれました。基本的に9割型私が悪いのですが、なぜか私は上田に対してはすぐに感情的になってしまうので、しょっちゅう当たり散らしていました。巻き込んでしまった先輩方や同期、後輩には大変申し訳ないです。後輩には祐里さんと乃維さんは仲が悪いとよく言われますが、私は個人的には思っていることを全て打ち明けられる、信頼できる同期だと(一方的に)思っています。トラトップで大変な中、わがままで感情的な私の言いがかりも受け止めてくれて、感情で前が見えなくなってしまっている私に論理的に話をしてくれました。私が彼の一助になれたという自信は正直あまりなく、やはり申し訳なさが勝ってしまいますが、私は彼がトラトップだったからこそ部活と勉強という自分がやりたいことを思いっきりできました。勉強の方も応援してくれ、1校目に落ちて寝込んでしまった私に、そのままじゃ他もダメになる、もう少し頑張れとメッセージをくれたおかげで、なんとか立ち直れその後は他校で合格を勝ち取ることができました。トラで唯一の同期でいてくれて本当に感謝しています。ありがとう。川崎までよろしく。

浦口へ。浦口と私は大抵、というより確実に話が噛み合いません。私と浦口が会話をしているのを見たことがない人も多いのではないでしょうか。ですが、入部して男子ばかりでなかなか話せない私に一番話しかけてくれ、体操部のことを一番教えてくれたのは浦口でした。同じ商学部で、私がノートや教科書を貸しても何も返してくれない非情な男ですが、私が体操部に馴染めたのは彼のおかげです。彼がいなければ遅くに入った私は体操部に馴染めていなかったですし、続けていたかも分かりません。あまり深く話す機会はありませんでしたが、同期で良かったと感じています。あと彼はたまに核心を得た発言をするときがあり、ドキッとさせられます。私にとっては不思議な同期です。これからももっと話してね。

佐伯へ。佐伯は同期の中でも一番おっとりした雰囲気で、女子の同期がいない私にとっては一番話しかけやすい同期でした。最初は彼の人見知りが発動して全然話してくれませんでしたが、徐々にどうでもいい話ができたり、同期の中で電車の路線が唯一、一緒だったのもあって、帰りに一緒におやつを食べながら部活の話をしたりしました。私がインカレ前にメンタルがやられて泣いてしまったときには長時間慰めてくれました。副主務として主務の補佐を全うできたかと言われれば主務に任せっぱなしな部分も多かったので申し訳ないですが、主務として辛いことも多かった中で頑張ってくれた佐伯には大変感謝しています。他にも私の院試の話を聞いてくれたり、自身の就活が成功した話を報告してくれたりと、仲良くしてくれました。心の支えになっていました。ありがとう。

西尾へ。西尾はいつもクールで話しかけても反応が薄いですが、同じく大学院入試をする仲間ということで勝手に仲間意識を持っていました。たまに宙返りのかけ方を教えてもらったり同じ副主務として一緒に業務をしたりもしており、頼りにしていた同期です。院試とインカレが被ってしまうことがわかった時や、受験に落ちてしまった時も西尾に話に行きましたし、逆に西尾も自身の合格を報告してくれた時はとても嬉しかったです。ずっと2人とも合格したらお祝いしようねと言い続けていたのですが、その度にスルーされていました。ですが、西尾が合格し、私が不合格だったときに、「今度西尾のお祝いしようね」と言ったところ、「1人じゃ意味ない、受かってこいよ」と言ってくれる、いい同期です。実際その後合格を貰えて、お祝いしようぜと言ったところ、素知らぬ顔で「ん?」と言われたのでお祝いしてくれるかは不明ですが、西尾がそう声掛けをしてくれたのは励みになりました。また、西尾が「体がボロボロでも手さえ残っていれば院試は受けられる」ということを言いながら勉強と部活を頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思えたので、感謝しています。ありがとう。

次に、支えてくれた家族への感謝を伝えたいと思います。
母へ。そもそも、資格の勉強をしながら部活に入ることを許してくれた母には多大な感謝しかありません。毎日私を気にかけてくれ、演技動画を見せるとその都度喜んでくれ、たまに家に来ては面倒を見てくれ、大学院入試の際には毎回来てサポートしてくれました。高校の頃から全力でサポートしてくれる母には感謝していましたが、一人暮らしを始めてからより一層感謝が増すようになりました。母が全力でサポートしてくれるからこそ、自分のやりたいことをやらせてもらえました。
また、父・姉もいつも応援してくれ、サポートしてくれました。2人はユーモアに溢れる人なので、電話すればいつも面白い話をしてくれ、心の支えになりました。2人は体操競技というものに母とは違って恐怖心を抱いている人ですが、それでも応援してくれ、怪我した時には心配してくれました。本当に良い家族に恵まれたなあと思っています。

そして、伯母夫婦へ。東京に住んでいる伯母夫婦には特にお世話になりました。ご飯を作りに来てくれたり、手術後歩けない私の面倒を見てくれたり、勉強で辛いからと転がり込んできたうるさい姪と毎日暮らしてくれたり、大学院入試で英語が必要だとわかった時には英語を教えてくれたりと、実の両親のように接してくれました。急にふらっと来たりやっぱ今日電車乗りたくないから明日行くわ、など自由気ままな私はすごく迷惑をかけましたが、いつも心優しく迎えてくれました。おかげで部活も勉強も一生懸命頑張れたのだと思っています。
今週末の部内戦には、母・伯母が顔を出してくれる予定です。沢山迷惑をかけ世話をしてもらった2人には集大成を見せられるように残りの練習も頑張ります。

他にも、多くの先輩方や先生方、後輩にも沢山感謝を伝えたいのですが、とてつもなく長くなってしまいそうですので、ここで締め括らせていただきます。皆様、わがままで感情的で、しょっちゅう泣いていた私をここまで頑張らせてくださり、深く感謝しています。ここでは伝えきれないので、また直接お礼を言わせてください。
これで私の最後のリレー日記とさせていただきます。本当にありがとうございました。引退後・卒業後も何卒よろしくお願いいたします。