無意識で健康に

こんにちは。本日のリレー日記を担当いたします、法学部法律学科4年の立花陽空です。

早いもので今年もすでに5月。世間ではいわゆる“五月病”が話題になり始める時期となりました。皆さん、時には肩の力を抜いて、子どものように目の前のことに没頭しながら、純粋に日々を楽しんでいきましょう。

さて、皆さんは「意識して続けていたことが、いつの間にか日常になっていた」という経験はありますか。たとえば、ダイエットのために食後のアイスをやめていたら、いつの間にか食べなくても眠れるようになったとか、節約のために水筒を持ち歩いていたら、それが習慣になっていた、など。きっと誰しも一つはあるのではないかと思います。

私の場合、それは「水」でした。

小中高生の頃の私はとにかくジュースが大好きで、練習中や食事中も常にジュースと共にある生活。お店で水を買う人の気持ちなど想像もつかず、「今日は何を飲もうかな」「新作の味が出たら買いに行こう」など、常にジュースのことばかり考えていたのを覚えています。もはやジュースと“付き合っていた”と言っても過言ではないかもしれません(笑)。

大学に入ってからも食への興味は変わりませんでしたが、自炊を始めたことで料理動画や有名人の食事ルーティンを見るようになり、そこで共通して語られていたのが「毎日2リットル以上の水を飲むことが健康や美容に良い」ということでした。初めは半信半疑で始めましたが、味もしない飲み物にお金を払って気持ち悪くなる…という最悪のスタート。それでも1ヶ月、2ヶ月と続けるうちに、気づけば今ではもう3年目に突入しようとしています。

「水を買っている自分、ちょっと意識高くてかっこいいかも」と自分に言い聞かせながら買っていた時期を経て、今では飲み物を買うときは無意識に水を選び、家にあるのも水か無糖の炭酸水だけ。友人と外食するときは好きなものを飲みますが、一人で買い物をするときにジュースを飲みたいと思うことはほとんどなくなりました。

このように何かを我慢しながら習慣化するのはとても難しいことです。私がその壁を乗り越えるために意識したのは、「ポジティブに捉えること」や「その行為自体を楽しむこと」です。「水を飲んでる自分、健康意識高いなあ」「水って意外と甘くておいしいかも」など、小さな気持ちの切り替えが習慣化にはとても大切だと感じます。このような意識の持ち方は、部活動でもきっと活きてくると思います。体育会という今までにない環境に飛び込み、初めは戸惑うことも多いですが、それらのルール等をネガティブに捉えるのではなく、むしろそれをポジティブに捉えて、体育会の一員として活動できることに誇りを持ち、そして全力で「体操を楽しむ」ことが大切だと、改めて感じました。

拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。以上で本日のリレー日記を終わらせていただきます。