膨らむ時間

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部化学科3年の寺沢健太です。

やっと夏休みが始まりました。3年春学期は正直2年までとは比べものにならないくらいきつかったです。3年になって授業の内容が専門的になりつつあること、また1番大きいのは週2回の実験とそのレポートを手書きで書かなければならないことでした。実験の内容もまだ授業でやっていないことが多く、1週間で理論の理解を深めつつ、実験結果を整理して考察まで仕上げなければならない、時間的制約と自らの理解力を試され続ける緊張感に心を削られる日々でした。

やっとその緊張感から解放され期末テストも終わって冷静に自分の部屋を眺めると、授業資料や教科書、レポートの残骸の山、本当にここで生活していたのかと驚くくらいに部屋が散らかっていたので、夏休み初日は部屋の片付けをしました。片付けをしてみると今まで自分がやってきたことをざっと振り返ることができていい時間でした。その中には高校時代のプリントなども含まれていて(高校を卒業して3年、こんなにも整理整頓できていなかったのか、、)、受験直前の学年通信がめにとまりました。その学年通信の中から特に印象に残った部分を引用します。

 

『「時間がない」と時間が一方向的に失われていく感触よりも、なんだかんだ言ったって、私たちにできることと言ったら、今できることを一つずつやっていくことしかないし、時間はきっとそんな中で生まれたり膨らんだりしながら自分を包んでいくもの、自分を育ててくれるものだという感触の方を握りしめていってほしいと思う。(中略)性急に一つの意味を追い求めるのではなく、何層にも連なる自分の時間・視点を作っていこう。』

 

3年春学期まさに私は時間が一方的に失われていく感触が大きく、また、締め切りに追われてレポートを完成させるという「一つの意味」を追い求めていました。その緊張感が一気に無くなった今、一方的に失われる時間感覚だけが残り、ぼーーーーっと過ごしてしまっています。こんな時間も自分の中の一つの層をつくるのかなとも思いつつ、直線的な時間感覚から何かふくらみのある多層的、多次元的な時間感覚を取り戻す夏にしたいと思っています。そのために何をするかということは全く何も思いついていませんが、とりあえずはレポート作成の邪魔にならないように遮断していたアンテナをはりなおし、色々とこれやってみたいなぁあれやってみたいなぁと思うことを気ままにやってみたいと思います。

トランポリンの方も試合が近づいてきていて、これができなければいけない、こうしなければいけないなど、どんどんと視野が狭まってしまうことが多々あります。しかし、そうなると一つでも何かうまくいかないことがあると、そのままどんどん悪い方向に進みかねません。ある程度のゆとり、遊びを持ちながら、本番で納得いく演技ができるように練習していきます。

拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。