自己紹介

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、薬学部薬学科1年の千秋美怜(センシュウ ミサト)と申します。以後よろしくお願いいたします。今回は、初めてのリレー日記ということで私自身の自己紹介をさせていただきます。

私は東京で生まれ、3歳の時にヨーロッパのベルギーに移住しました。ベルギーで9歳まで過ごし、帰国した後に中学受験をして慶應義塾湘南藤沢中高等部に入学いたしました。まさにその中学の部活で、私は器械体操と出会いました。中学1年生の私の体操部への入部動機は、「部の雰囲気が良いから」というただそれだけでした。体操自体は全くの未経験者で、入部当時は逆上がりも側転も壁倒立もできませんでした。中学での3年間は優しい先輩方や同輩に支えられ、決して早いとは言えない速度でできる技を増やしていきました。私は運動音痴なので、技の上達も遅く、劣等感に駆られることは日常茶飯事でした。しかし、上達が遅い分、新しいことができるようになったときの嬉しさが次第に忘れられないものになっていきました。自分の手でバーを握ったり、床を蹴ったりする感覚が大好きになったのもこの頃でした。

中学の時は部の雰囲気だけで決めた入部でしたが、高校に上がる際は、体操が好きという気持ちを原動力に残り3年間も体操部員として過ごすことを決めました。その3年間もあっという間に過ぎ、引退する際には、やり切った気持ち半分、体操から離れることに対する寂しさ半分で体操部を後にしました。引退後、大学でも体操と関わり続けたいという私の気持ちは膨らむ一方でした。そんな中、初めて大学の練習の見学をさせていただきました。私の目の前には新しい世界が広がっており、全員が競技と真剣に向き合っている空間に強い憧れを抱きました。こうして私は体育会器械体操部への入部を決意いたしました。

中学生の頃から年に数回ほどお邪魔させていただいていた蝮谷体育館に、今では正式に部員として通っていると思うとなんだか感慨深いものがあります。勉強との両立や、薬学部に体育会生はほぼいないことなどを考えると不安は尽きません。しかし、体操が好きだという気持ちがあるうちは大丈夫だという自信もあります。まだ部にとっては何の役にも立たない、むしろ迷惑しかかけていないマネージャーだと思いますが、精一杯努力いたしますのでご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。