自己紹介

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、法学部政治学科1年の柄本莉奈(エモト リナ)と申します。以後よろしくお願いいたします。

今回は、初めてのリレー日記ということで私自身の自己紹介をさせていただきます。

私の父は転勤が多く、幼少期の大部分は海外で過ごしました。メキシコで生まれ、日本で幼稚園時代を過ごしたのち、イギリスに引っ越してそこで体操と出会いました。芝生が至る所に生えているイギリスでは周りの友達に感化され、側転や転回を学校でも家でも飽きることなく永遠としていました。週に1回通っていた体操教室は低鉄棒やベンチのような平均台などしかなく、恵まれた環境とはいえないものでしたが、バイオリン、バレエ、テニスなど様々な習い事の中でも1番の楽しみでした。同じ学校に通っていた7歳年上にはリオオリンピックメダリストのエイミーティンクラーさんがいて、その方が在籍する体操クラブで体操がしたいと親に幾度となく話していたことを鮮明に覚えています。しかし、家から遠かったためその願いは叶わず、そのままメキシコに再び戻ることになりました。メキシコでは体操教室には通わず、家でひたすらYouTubeをみてバク転や側宙を習得しようとするのみでした。夏休みにはチアリーディングのプログラムに参加し、体操と似たところのあるチアリーディングを習いたいと思い始めましが、当時小学校6年生だった私には受験が目先にあり、勉強と習い事の両立ができないと言われ泣く泣く諦めなければなりませんでした。結果的に塾に通っていなかった私は周りの受験生に太刀打ちできず、中学受験に失敗したため日本の公立中学校で3年間体操と無縁な生活を送っていました。

そんな中学受験とは違い、無事慶應義塾湘南藤沢高等部に合格し、入学前から体操部に入部することを決めていました。幼少期からずっとやりたかった体操を部活としてできることは何より嬉しかったです。顧問の先生や先輩方にたくさんお世話になり、SFC体操部はさらに私に器械体操を好きにさせてくれました。年に数回お世話になっていた蝮谷の体操場はイギリスで通えなかったクラブの施設のようでワクワクが止まりませんでした。そんな施設でもっと体操がしたいという思いから、引退後も蝮谷体育館でのSFCの練習に参加させていただき、大学入学後に入部いたしました。

先輩方には到底及ばずできることよりできないことの方が多い私ですが、体操が好きだという気持ちを持ち続けて日々精進したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。