こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部システムデザイン工学科2年の松本梨々花です。
気づくと蝉の鳴き声も聞かなくなりました。寂しさもありますがいよいよ食の秋ですね。私は食べ物があれば悩みも小さく感じます。楽しいことはより大きく感じます。最近部活のSNSのインタビューで家にいる時間は料理をしたいと宣言しました。ですが最近は麺を茹でて盛り付けをするので精一杯です。
さて今回のテーマは「逆転の発想」です。最近あった嬉しいことから学んだことがこの言葉なのでまずその出来事についてお話したいと思います。
嬉しかったのは、半年直せなかったシャーペンの芯詰まりを解消できたことです。芯を詰まらせてしまったのは今年の春です。それ以来そのシャーペンを取り出して詰まりに気づいては、ペンの先の方から太さ0,5mmの別の芯を差し込み押し出そうとして、一連の過程で出てきた黒い粉末を机に溜めてしまうことを繰り返しました。しかし、最近になって芯は2本が同時に一つの穴に詰まっていることがわかり心が折れかけました。ですが今年の夏、普段押し出す方向とは逆の方向から芯の詰まり部分を押し出してみました。すると、最初にいくつかの小さい長さの芯が出てきて、最終的に全ての芯が取り除けました。些細な体験でしたが、私は問題に行き詰まったときの「逆転の発想」は重要だと気付きました。
この経験を通して私は日常のあらゆる問題の行き詰まりは逆転の発想をすれば解決するのではないかと思うようになりました。体操においても、共通にして言えることがあると思います。夏前までは、技を仕上げるスケジュールを立てては間に合わずの繰り返しで落ち込むことが多かったです。しかし、夏休みになって技ができるようになったら次は出来栄え点のEスコアを伸ばそうと考え、試技会に臨むようにしたら着実に先輩からいただく講評の内容も良い方向に変わっていきました。
やる気が出なくなったら目標を変え、立てた目標に向かっていて心が折れそうになったら筋力や美しさと言った基本を見直すということをして、演技の要素に真摯に向き合うことが体操において大切なのではないかと思いました。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。