とあるOFFの1日

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の立花陽空です。

春休みもあっという間に終わり、いよいよ明日からは学校が始まります。自分が大学2年生になった自覚はまだありませんが、後輩も入ってくるということで一層、気を引き締めて学校生活を送っていきたいと思います。



私は先日、同期でとあるテーマパークへ遊びにいきました。数年ぶりということもあり、前日はまるでサンタさんからクリスマスプレゼントを待つ子供のようにワクワクしながら寝床につきました。朝は5時台の電車に乗り、入園開始2時間半前から列に並びました。入園開始と同時に陸上部並みのスタートダッシュを決め、無事最初のアトラクションにスムーズに乗ることができ、その後もみんなでテーマパークの世界観を堪能しました。毎度私はこのテーマパークに来ると非現実世界を味わいます。閉園の時間になり電車に乗った瞬間、現実世界に戻り、苦しくなる現象が起きるのは私だけでしょうか。どこを歩いてもゴミが落ちていないパーク内、迅速な対応と絶えない笑顔を私たちに提供してくれるキャストさん、このような彼らの企業努力によって私たちは非現実世界を味わうことができ、定期的にこの場所へ行きたくなるのではないでしょうか。



彼らの企業理念は、”Give Happiness”。あえて正解は求めず、常にこれを探求し続けていくことが仕事と捉えています。マニュアル通りに仕事をするのは当たり前だが、マニュアルに書いてないことこそ本当の仕事であり、最強だと彼らは言います。代表例として、100メートル先の乗客に手を振る護衛キャストさんは、お客様を見守るという本筋の業務から外れることなく、相手の期待を大きく裏切るサプライズを提供できています。また通常の組織だと、優秀な人が2割、普通の人が6割、パッとしない人が2割になることはよく知られています。しかしこのテーマパークのキャストさんは、新人もベテランも、誰が実行しても同じ結果となるマニュアルを浸透させることで、下位の2割をつくらず、「スタンダード以上を10割とする」組織づくりを徹底しているそうです。



優秀な人が一定数いる組織より、組織全体を平均以上にする方が、結果として優秀となることを学びました。誰かができるからその人だけに任せるのではなく、部全体で助け合いながら成長していくことが、今後の体操部の発展にもつながるのでは、と考えさせられたとあるOFFの1日でした。



拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。