マルチタスク

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科1年の森千紗です。

立春を1週間ほど前に迎え、暦の上では春を迎えましたがまだまだ寒い東風に吹かれ春がとても待ち遠しく思えます。今一度気を引き締め、体調を崩し時間を無駄にしないよう十分に気を付けてまいります。

最近街を見て歩いていると「ながら行動」の警告をよく見かけるように思います。駅構内にはスマホを見ながらの歩行を警告したポスターがあったり、道の掲示板には音楽を聴きながらの自転車走行を警告するような掲示が貼ってあります。そこで1日の中で自分がどれくらい「ながら行動」を行なっているかを思い返して見ると、ほぼ常に2つ以上のことを同時並行していることに気がつきました。朝起きて音楽を聴きながら準備を進める、髪の毛を乾かしながらメイクをする、電車で移動しながら動画を見る、音楽を聴きながら勉強する等々。挙げてみると、殆どは日常生活に取り込まれていることで大して頭を使わずに行えることばかりです。単純に考えれば、同時並行することで時間をその分効率的に使えることになるため、ついつい何かを並行して行えないかを模索してしまいます。しかしながら行動は果たして時間を有効に使っていることに当たるでしょうか。

「ながら行動」を検索して出てくる類語に「マルチタスク」という言葉があります。ながら行動とは100%を切り分けることで、例えば音楽を聴くのに5%使い、残りの95%を勉強に充てるように力を分散して同時に作業を行うことを指します。ここでいう力を集中力であるとして考えると、半端な集中でメインの動作を行い余りの幾らかでもう一方のサブ動作に充てることを意味します。ではマルチタスクは何を指すのかというと一連の動作の中に含まれている2つ以上の作業を、順番に行うことを指すようです。こちらはやるべき複数の物事に対して作業時間を分散して行うため一つ一つの作業に100%充てる事が可能になります。ということは、時間を有効活用したい時私が行うべきはマルチタスクになります。
マルチタスクのデメリットとして ”OHIO” (= only handle it once)ができなくなることが考えられます。普段の練習で私がよく自分の反省点だなと感じていることですが、一度始めたら完遂できるまでやめないこと、ができなくなってしまうことです。4種目ある中で新技をそれぞれで始めていくと必ず、時間配分のミスや技の難度で習得に遅れを取る技が多々あります。その時々で、早々に見切りをつけてしまったり他の進みが比較的早い種目に移動してしまうのできちんと種目ごとに切り替えてマルチタスク化できるよう励んでまいりたいと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。