収斂と進化とアバンギャルド

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部2年の浦口優です。
私は先日、電動自転車を借りて海沿いを走る機会がありました。私は普段最寄り駅まで自転車で通学しているのですが、いつものような恣意的な人工物が建ち並ぶ道とは違い、見渡す限りの水平線を堪能しながら駆ける海沿いは非常に爽快でした。そのような経験をした直後のいつもの帰り道は、何故か新鮮に感じました。皆様も日常に飽きてきましたら、いつもとちょっとだけ変わったことをしてみてはいかがでしょうか。

先月、年に一度の舞台である、全日本インカレが終わりました。私個人としては、ミスもあり、特に跳馬は夢に出てくるほど悔しさを感じていますが、案外清々しい心持ちで終えることができました。

そして現在は、久永先生考案の基礎練習を週に3回のペースで行っています。正直なかなかにハードな内容で、最初は練習後にフロアに上から一歩も動けなくなるのに加えて、翌朝起床したと同時に筋肉痛に絶望するなど先が思いやられる状況でした。しかし、不思議なもので1週間も継続すれば少し慣れてきて、練習後の疲労感はまだあるものの、筋肉痛に悩むことは無くなりました。私はこの練習を、体操選手として上位層に追いつくために最低限の基礎能力をつけるための練習と認識しています。トップ層の選手が出来て当たり前でも私達には難しいことは多々あります。これから上位を目指す上で、この練習を何食わぬ顔でこなせるようになってようやくスタートラインに立てるといった感じでしょう。また、そこから如何に自分に適した体操を創り上げていけるかも重要だと感じます。要するに、土台としての基礎能力は皆共通で必須ですが、そこから先は自分自身で付加価値をつけていかなければならないというように考えています。
私は現在のオフシーズンで土台を組み、来年どのような体操ができているかを想像するととても楽しみです。取り敢えず当面、頭を十分に使いながら基礎練習に励んでいきたいと思います。

取り留めのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。