変化

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の金子航大です。

先日緊急事態宣言が明け、器械体操部の練習も本格化してきました。勿論、感染予防対策を徹底した上での練習ですので、各種制約はありますが、目一杯練習に取り組める現在の状況を非常に嬉しく思っています。

さて、本日は「変化」について話をしたいと思います。というのも、最近特にマンネリ化を強く感じるからです。例えば、今年の施策の一つである「逆算目標ノート」をとって考えて見ても、最初は新鮮さもあり、部員同士の関心も促すことができていましたが、最近は「ただ目標を書く」という行為に収まってしまっている気がしています。
人は慣れる生き物ですので、マンネリ化は他のどのようなことに対しても言えます。このマンネリ化が起こると、同じことを繰り返すだけの行為が続きますので、成長が止まってしまいます。そこで重要になることこそが「変化」です。

それをよく表しているのが、「一技千本」という言葉です。体操界でしか使われていることを見たことはありませんが、この業界に至っては有名な言葉かと思います。この言葉の意味を、究めるためにはどんな技でも千本行うことが重要だ、という風に解釈していますが、この千本とは同じことをただ繰り返す千本ではないと考えます。成功しても失敗しても、技を行う毎に、改善可能な点を導き出し、常にブラッシュアップしていくことが究めることに繋がるのです。つまり、常に変化を付け続ける事が、自らの成長に直結するということです。

「現状維持では後退するばかりである」これは私が大切にしているウォルトディズニーの名言ですが、正に変化を与え続けることの重要性を説いています。人数が少なく、さらにコロナ渦で外部練習などもできず、変化を続けるためには自分で自分を律することが必要で、非常に難しい状況ではあります。だからこそ、お互いが干渉しあい、一人一人が変化を作る意識を持つことが大切です。

今年初の試合まで残り3週間程度となっていますので、私たちなりに、精一杯「変化」を与え続けながら、精進して参ります。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。