こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科3年の泉颯真です。
先月にはなりますが慶同戦が無事に終了し、私は出場種目3つの内、2種目で入賞することができました。観戦記にも書きましたが、残り1年の競技人生、見違えるような成長を見せられるようこれからも練習を積んでいきたいと思います。
さて、今回はありきたりな話題かもしれませんが、競争心と向上心についてお話ししようと思います。
皆様は競争心と向上心について考えたことはありますでしょうか。これは私の主観的な解釈ですが、競争心は相手に負けたくないという気持ちで、向上心は過去の自分に負けたくないという気持ちだと思っています。そして、私は昔からあまり競争心がなかったように思います。「なかった」というよりは「持たないようにしていた」という方が正しいかもしれません。
その理由として考えられるのは、競争というものには莫大なエネルギーが必要であると感じるからです。例えば、幼稚園や小学校でドッヂボールをするとき、勝ち負けが必ず決まります。それを「競争が楽しい」と捉えるか、「競争が疲れる」と捉えるかは人それぞれだと思いますが、私は完全に後者でした。恐らく、そういった物心つくかつかないかという時から競争を避けていたのでしょう。そのような考えから、体操競技においても自分の成長を感じられるのが楽しい、という理由だけで競技をしていたように思います。
しかし、最近ジュニア時代の先生と連絡を取る機会があったのですが、その際に「体操を終える最終戦の時は自分が体操という演技を通してどういう体操をしたいのか」ということを問われました。そして、その問いに対する答えに辿り着くためにはどうすればいいのかをよく考えるようになりました。その中で、今までは自己成長だけにフォーカスを当てていましたが、この1年は自己成長の尺度として過去の自分の他に、他の選手という指標も用いようという考えを持つようになりました。どういう体操をしたいのか、この問いに対する答えを1年後に演技で示し、このリレー日記で振り返ることができたらと思いますので、皆様是非覚えていただければ幸いです。
以上で本日のリレー日記とさせていただきます。
ご精読ありがとうございました。
皆様良いハロウィンをお過ごしください。