第61回全日本学生トランポリン競技選手権大会 観戦記

2026年8月21日(金)~8月23日(日)、アミューズ豊田にて行われました、第61回全日本学生トランポリン競技選手権大会の観戦記をご報告いたします。

個人競技Aクラス男子…金子慶汰(政4)、寺沢健太(理3)、古瀨翔大(経2)
シンクロナイズド競技Aクラス男子…金子慶汰・寺沢健太ペア





個人競技Aクラス男子
寺沢健太
1,パイクバラニーアウトトリフィス(前方屈身3回宙返り半ひねり)
2,タックハーフインハーフアウトトリフィス(後方抱え込み3回宙返り1回ひねり)
3,タックバラニーアウトトリフィス(前方抱え込み3回宙返り半ひねり)
4,パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)
5,パイクルディーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6,パイクハーフインルディーアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
7,パイクフルインバラニーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
8,パイクフルインフルアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
9,パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
10,ミラー(後方伸身2回宙返り3回ひねり)

<1回目>
本大会は3回宙返りを3本入れた新構成で臨んだ。1本目を美しく決めたが、2本目で後方に移動し、3本目で前方に移動して回転不足のため腰が折れた。4本目で後方に移動したが、続く5本目でベッドの中心に戻した。6本目で大きく後方に移動し腰が折れ、7本目を続けることができなかったため、6種目中断となった。2本目で大きく移動して崩れたリズムを立て直すことができなかった。

<2回目>
1本目を美しく決めたが、2本目で後方に移動した。続く3本目でベッドの中心に戻したが、回転不足のため腰が折れた。4本目を美しく決め、5本目で回転不足のため膝が曲がった。7本目で回転不足のため膝が曲がり、8本目で後方に移動して腰が折れた。9本目を美しく決めたが、10本目で回転不足のため足が乱れ腰が折れた。着地でブルーマットに触れてしまったため減点となった。全体として移動が多く落ち着きのない演技であったが、決勝進出を決めた。

<決勝>
1本目〜6本目でベッドの中心で美しく決めた。7本目で後方に移動し回転不足のため膝が曲がった。8本目で後方に移動し、腰が折れた。9、10本目を美しく決めた。後半で乱れたが10本通し切り、5位入賞となった。新構成を通し切れたことは自信につながったが、まだまだ完成度が低く、演技点、移動点、跳躍時間点のいずれも課題がある。一つ一つの技の完成度を高めつつ、通し練習を繰り返すことで通し全体の完成度を高めていきたい。

古瀨翔大
1.パイクルディーアウト
2.タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
3.タックルディーアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)
4.レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
5.パイクバラニーアウト
6.タックダブルバック(後方抱え込み2回宙返り)
7.タックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)
8.パイクダブルバック(後方屈伸2回宙返り)
9.タックバラニー(前方抱え込み1回宙返り半ひねり)
10.タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)

<1回目>
本大会は、51点を出すことを目標に臨んだ。1、2本目を美しく決めたが、3本目で足が割れた。4本目で大きく後方に移動し、ブルーマットに触れたため、3種目中断となった。レイアウトバックを上半身をかなり倒した状態でかけてしまい、後方に大きく移動してしまった。

<2回目>
1本目で足が割れ、2本目を美しく決めたが、3本目で足が割れた。4、5本目を美しく決めたが、6本目で膝が曲がり前方に移動した。また、7本目で前方に移動し、腰が折れ膝が曲がった。8本目で後方に移動し、ブルーマットに触れたため7種目中断となった。本大会は予選の2本とも通すことができず、悔しい結果となってしまった。後半の演技になるにつれ焦りが見られ、踏みが浅くなり、安定した演技をすることができていなかった。焦ったときこそしっかり踏みを深くし、ミスを挽回できるようにしていきたい。

金子慶汰
1,パイクバラニーアウトトリフィス
2,タックハーフインハーフアウト
3,タックバラニーアウトトリフィス
4,パイクハーフインハーフアウト
5,パイクルディーアウト
6,パイクハーフインルディーアウト
7,タックバラニーアウト
8,タックダブルバック
9,パイクバラニーアウト
10,ミラー

<1回目>
本大会はフル難度で自己ベストを狙うべく臨んだ。
1本目で踏みが弱く、回転不足のため膝が曲がった。2本目の踏み込みで大きく体勢を崩し、前方へ移動した。着地時に体勢が崩れ、前宙しブルーマットへ着地したため2種目中断となった。リラックスを心がけて臨んだ通しだったが、思いの外力を抜いてしまったことが失敗の原因となった。

<2回目>
2回目の演技は安定して通すことを目標に臨んだ。1本目〜4本目は回転不足のため膝が曲がり、6本目で回転不足のため膝が曲がった。7〜10本目は安定して通し切ったが、着地が乱れ減点となった。
普段から練習し続けてきた後半に安定感が見えたが、練度の不足している前半に課題が見える結果となった。前半の安定感、綺麗さを重視した練習を心がけていきたい。

シンクロナイズド競技Aクラス男子
金子慶汰・寺沢健太ペア
1.レイアウトバック
2.タックバック
3.パイクルディーアウト
4.タックハーフインハーフアウト
5.タックルディーアウト
6.パイクダブルバック
7.タックバラニーアウト
8.タックダブルバック
9.パイクバラニーアウト
10.パイクハーフインハーフアウト

<1回目>
確実に決勝進出を決めるために難度点を落とした構成で臨んだ。1、2本目を美しく決めた。金子が3本目で前方に移動し、4本目で回転不足のため膝が曲がった。5本目を美しく決めたが、金子が6本目で膝が曲がった。金子が7本目で大きく前方に移動しブルーマットに着地したため6種目中断となった。

<2回目>
1〜6本目をタイミングを合わせて美しく決めた。金子が7本目で膝が曲がり、寺沢が8本目で前方に移動した。寺沢が9本目で右に移動してパッドに触れたため8種目中断となった。全体としてタイミングが合った演技であったが、寺沢が8本目の移動で焦ってしまい中断してしまった。難度点を下げた構成で臨んだが、リズムが崩れたときに焦ってしまい修正できず2回とも中断してしまった。東日本選手権に向けて個々の完成度を高めて通しきれるように練習していきたい。

本大会は、全員が自分にできる最高難度の構成で臨むこととなった。選手の中には、大会で通すことが初めての構成で臨んだ者もいた。結果としては、寺沢が個人で5位入賞、団体で4位入賞といった成果を残すことができた。しかし、通し率は非常に悪く、個人とシンクロどちらにおいても、満足に通せた本数は非常に少なかった。今年はまだ大会が多く控えているので、今回得られた課題を基に練習を重ね、それぞれの大会に明確な目標を持って臨んでいきたい。

最後になりましたが、ご指導いただきました大嶋諒人先生、日垣博孝先輩(H29)、審判を務めてくださいました浅見杏樹先輩(R3)、ありがとうございました。また、今大会はご多忙の中、寺嶋政幸監督(H20)、松平定紀先輩(S51)、加藤直之先輩(S56)、岩垂英彦先輩(S61)、黒井一実先輩(H10)、細川万梨子先輩(H18)、井上万由先輩(R6)にご観戦いただきました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。

(記:金子慶汰、寺沢健太、古瀨翔大)