第50回東日本トランポリン競技選手権大会 観戦記

2026年9月11日(金)~9月13日(日)、エネクルスポーツアリーナSOKAにて行われました、第50回東日本トランポリン競技選手権大会の観戦記をご報告いたします。




個人競技Aクラス男子…金子慶汰(政4)、寺沢健太(理3)、古瀨翔大(経2)
シンクロナイズド競技Aクラス男子…金子慶汰・寺沢健太ペア

個人競技Aクラス男子
寺沢健太
<予選演技>
1.パイクバラニーアウトトリフィス(前方屈身3回宙返り半ひねり)
2.パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)
3.タックバラニーアウトトリフィス(前方抱え込み3回宙返り半ひねり)
4.タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)
5.パイクルディーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6.パイクハーフインルディーアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
7.パイクフルインバラニーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
8.パイクフルインフルアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
9.パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
10.ミラー(後方伸身2回宙返り3回ひねり)

<1回目>
今大会は59点を出すことを目標に臨んだ。1本目〜4本目をベッドの中心で美しく決めたが、5本目で右に移動しバッドに触れたため4種目中断となった。5本目で踏みのリズムが早くなり、横にぶれてしまったために中断となった。

<2回目>
1本目を美しく決めたが、2本目で後方に移動した。続く3本目でベッドの中心に戻したが、腰が折れた。4・5本目をベッドの中心で美しく決めた。6本目で大きく前方に移動し回転不足のため腰が折れた。6本目の移動を修正するために7本目をタックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)、8本目をタックダブルバック(後方抱え込み2回宙返り)に変更しベッドの中心に戻した。9・10本目を美しく決めた。6本目で大きく崩れたが技を変更しつつ修正し、全体としてはまとまった演技で決勝進出を決めた。

<決勝演技>
1.パイクバラニーアウトトリフィス
2.タックハーフインハーフアウトトリフィス(後方抱え込み3回宙返り1回ひねり)
3.タックバラニーアウトトリフィス
4.パイクハーフインハーフアウト
5.パイクルディーアウト
6.パイクハーフインルディーアウト
7.パイクフルインバラニーアウト
8.パイクフルインフルアウト
9.パイクバラニーアウト
10.ミラー

決勝は59点を出すことを目標に難度点を上げて臨んだ。1本目〜4本目をベッドの中心で美しく決めた。5本目で後方に移動し、6本目も後方に移動したが、続く7本目でベッドの中心に戻した。8本目〜10本目をベッドの中心で美しく決めた。移動はあったが全体としてまとまった美しい演技で、優勝した。また、最高演技点賞である竹本杯を獲得した。今大会の直前2週間は腰痛で思うように練習はできていなかったが、本番1本で集中していい演技をすることができた。点数は58.99とわずかに59点に届かなかったため、完成度を高めて世界年齢別では59点以上出せるように練習していきたい。

古瀨翔大
1.パイクルディーアウト
2.タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
3.タックルディーアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)
4.レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
5.パイクバラニーアウト
6.タックダブルバック
7.タックバラニーアウト
8.パイクダブルバック(後方屈伸2回宙返り)
9.タックバラニー(前方抱え込み1回宙返り半ひねり)
10.タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)

<1回目>
今大会は51点出すことを目標に臨んだ。1本目で開きが早く、腰が折れ膝が曲がった。2本目で大きく後方に移動し、ブルーマットに触れたため1種目中断となった。1本目で開きのタイミングが掴めず焦ってしまった結果、2本目で上半身を大きく倒してしまい、大きく移動して中断となった。

<2回目>
1本目で足が割れ膝が曲がった。2本目を美しく決めたが、3本目で足が割れ膝が曲がった。4本目を美しく決めたが、5本目で抱えで膝が曲がり、タックバラニーアウトと取られた。6本目を美しく決めたが、7本目で抱えが甘く、大きく前方に移動した。また、5本目がタックバラニーアウトと取られたため、7本目はダブルカウントになった。8本目で抱えが甘く膝が曲がり、9本目で踏みが合わず、抱えが甘く、大きく前方に移動した。10本目で立て直せず大きく後方に移動し、ブルーマットに着地したため9種目中断となった。今大会は2本とも通すことができず悔しい結果となった。試合になると焦ってしまい、早く技をかけようとしてしまうのが失敗の原因だった。今回の台はいつもよりベッドが柔らかかったので、より待ってから技をかけなければいけなかったが、後半になるにつれその意識が薄れてしまった。本番の台に合わせることをもっと意識して次の大会に臨みたい。

金子慶汰
1.パイクバラニーアウトトリフィス
2.タックハーフインハーフアウト
3.タックバラニーアウトトリフィス
4.パイクハーフインハーフアウト
5.パイクルディーアウト
6.パイクハーフインルディーアウト
7.タックバラニーアウト
8.タックダブルバック
9.パイクバラニーアウト
10.ミラー

<1回目>
今大会は自己ベスト更新、決勝進出を目標に臨んだ。
1本目が認定されずタックバラニーアウトトリフィスと取られた。3本目で回転不足のため膝が曲がり、5本目で開きに回転を乗せ切ることができず、膝が曲がった。7本目で前方に移動し、10本目で後方に移動した。着地が乱れ減点となった。
全体的にいい流れで通すことはできたが、点数にはつながらなかった。

<2回目>
2回目の演技はパイクバラニートリフィスが認定されるように注意して実施した。
1本目で回転不足のため膝が曲がった。2本目で後方に大きく移動し、体勢が崩れた。そのため3本目〜6本目で暴れてしまい、7本目でブルーマットに着地した。6種目中断となった。1回目の不認定から考えすぎてしまい、いつも通りの演技を出すことができなかった。今後は空中姿勢も更に注意して練習していきたい。

シンクロナイズド競技Aクラス男子
金子慶汰・寺沢健太ペア
<予選1回目演技>
1.レイアウトバック
2.タックバック
3.パイクルディーアウト
4.タックハーフインハーフアウト
5.タックルディーアウト
6.パイクダブルバック
7.タックバラニーアウト
8.タックダブルバック
9.パイクバラニーアウト
10.パイクハーフインハーフアウト

予選1回目の演技は決勝進出を確実に決めるために難度点を下げた構成で臨んだ。1本目で金子が後方に移動した。2本目〜5本目はタイミングを合わせて美しく決めた。6本目で寺沢が後方に移動した。7本目で寺沢が前方に移動したが、続く8本目でベッドの中心に戻した。9本目で寺沢が後方に移動したが、10本目でベッドの中心に戻した。移動はあったが全体として同時性点の高いまとまった演技であった。

<予選2回目演技>
1.パイクバラニーアウトトリフィス
2.タックハーフインハーフアウト
3.パイクルディーアウト
4.パイクハーフインハーフアウト
5.タックルディーアウト
6.パイクダブルバック
7.タックバラニーアウト
8.タックダブルバック
9.パイクバラニーアウト
10.ミラー

1回目の演技が決勝進出が確実な点数であったため、2回目は難度点を上げた構成で臨んだ。1本目で金子の膝が曲がり、パイクバラニーアウトトリフィスがタックバラニーアウトトリフィスと取られたため種目違いにより0種目中断となった。1回目の点数で決勝進出を決めた。

<決勝演技>
優勝することを目標に、予選2回目で実施予定であった高めの難度点の構成で臨んだ。1・2本目で金子が高くタイミングがずれたが、3本目でタイミングを合わせた。4本目で金子が後方に、寺沢が前方に移動した。5本目で金子が左に移動し、6本目を続けることができなかったため5種目中断となった。難度点を上げて挑戦したが通し切ることができず悔しい結果となった。

今大会は、寺沢が個人競技Aクラス男子で優勝を収め、最高演技点賞を獲得するという素晴らしい成績を残した。しかし、シンクロでのミスや、個人で思うように通せなかった選手もおり、まだまだ課題が多く残る結果となった。今大会は全日本インカレや全日本予選会に続いての大会であり、調整が難しい面もあったが、大会が多い中でも、良いパフォーマンスが発揮できるような準備を行えるようにしていきたい。

最後になりましたが、ご指導いただきました中田大輔先生、大嶋諒人先生、日垣博孝先輩(H29)、審判を務めてくださいました浅見杏樹先輩(R3)、ありがとうございました。また、今大会はご多忙の中、細川万梨子先輩(H18)、棟朝銀河先輩(H29)にご観戦いただきました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。


(記:金子慶汰、寺沢健太、古瀨翔大)