第58回全日本トランポリン競技選手権大会 予選会 観戦記

2021年8月28日(土)、上越市立上越体操場ジムリーナにて行われました、第58回全日本トランポリン競技選手権大会予選会の観戦記をご報告致します。

男子個人予選会…山﨑大司(理4)、岡﨑優太(政3)

男子個人予選会
山﨑大司
<一本目>
山﨑にとって今大会が最後の公式戦であった。1本目のパイクフルインバラニーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)で僅かに移動し、2本目のパイクフルインフルアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)で回転不足のため腰が折れてしまい後方に移動した。続く3本目のパイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)で前方に移動し、マットに着地したため、2種目中断となった。

<二本目>
1本目のパイクフルインバラニーアウトをベッドの中心で決めたが、2本目のパイクフルインフルアウトで回転不足のため腰が折れてしまった。3本目のパイクバラニーアウトで大きく前方に大きく移動し、マットに着地したため、2種目中断となった。

岡﨑優太
<一本目>
予備ジャンプが乱れてしまったため跳び直し、時間超過のため減点となった。1本目のタックルディーアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)をベッドの中心で決めたが、2本目のレイアウトバック(後方伸身1回宙返り)・3本目のレイアウトバラニー(前方伸身1回宙返り半ひねり)で僅かに移動した。続く4本目のタックバック(後方抱え込み1回宙返り)で後方に移動し、5本目のパイクバラニーアウトで回転不足のため腰が折れてしまい大きく前方に移動した。その後は7本目のタックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)でベッドの中心に戻し、8本目のタックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)・9本目のタックバラニー(前方抱え込み1回宙返り半ひねり)をベッドの中心で決めたが、10本目のパイクダブルバック(後方屈身2回宙返り)で回転不足のため膝が曲がってしまった。着地が乱れ、減点となった。演技中盤に移動減点が見られたが、全体的に安定した演技を決めた。

<二本目>
1本目のタックルディーアウトで回転不足のため膝が曲がってしまい、2本目のレイアウトバックで僅かに移動した。3本目のレイアウトバラニーで回転不足のため膝が曲がってしまい、後方に移動した。その後は5本目のパイクバラニーアウト~8本目のタックハーフインハーフアウトまでベッドの中心で決めた。続く9本目のタックバラニーで前方に移動し、10本目のパイクダブルバックで回転不足のため開くことが出来なかった。アウトバウンスが乱れ、マットに着地したため減点となった。

今大会は、全日本選手権への出場権をかけた重要な大会であり、4年生の山﨑にとっては最後の公式戦でもあった。全日本選手権への出場権を獲得することが出来なかった事は残念であったが、出場権獲得を目指し、積極的な演技を行うことが出来た。今後は12月の川崎市長杯に向けて、新技に挑戦しつつも、演技の安定性を更に高めていきたいところである。

最後になりましたが、ご指導いただきました中田大輔先生、新谷昴コーチ、審判を務めていただきました、日垣博考先輩(H29)、ありがとうございました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。

(記:岡﨑優太、南和希)