こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部1年の成合俊瑛です。
最近、ショート動画を見ていたとき、自分とは逆の意見のコメントに多くの高評価がついているのを目にしました。そのコメントに寄せられた返信を読んでいるうちに、気づけば自分自身もその意見に共感していました。
しかし、なぜ共感したのかを振り返ってみると、それらのコメントが本当に自分の心に深く刺さったからというよりも、単に「いいね」が多く付いていたことや、それを肯定する声が多数あったことが理由だったのではないかと思います。
『菜根譚』という書物に、「群疑に因りて独見を阻むことなかれ。己が意に任せて人の言を廃することなかれ。」という一節があります。
現代語に訳すと、「たとえ大勢の人が疑いをもっていたとしても、自分が正しいと信じる意見を捨ててはならない。しかし同時に、自分の意見だけに固執し、人の正しい発言を退けてはならない。」という意味になります。
私なりの解釈は、「他人に左右されない芯を持ちながらも、他者から得られる見聞を活かせる柔軟な思考を持つべきだ」ということです。
現在のSNSでは、生成AIによって簡単に作られた動画が数多く投稿されており、それが事実なのか、あるいはフェイクなのかを見極めることが、以前にも増して難しくなってきていると感じます。もし悪意を持った人物が生成AIを用いて動画を作成し、それがショート動画として私たちのもとに流れてきたとき、「いいね」が多いというだけの短絡的な理由で考えを流されてしまったら、どうなるでしょうか。
今回の出来事は、そうした危うさを身をもって実感した苦い経験でした。そのため、この体験を皆さんと共有したいと思い、ここに書かせていただきました。
拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。