発展

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の佐伯雅斗です。
9月も下旬というのにまだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は就活を行っている中で感じていることについてお話させていただきます。先日私はとある商社の説明会に出席したのですが、その際に求める人物像として「課題や問題を見つけ、解決できる人」が挙げられていました。日常生活やどこにいても問題や課題はそこら中に転がっていてそれに気づくことができるかが大切だということは誰もがわかってはいることだと思います。しかし、世の中は普段何も考えずに生きていても不自由なく生活できるくらい成長している、もしくは今の生活が普通だと問題も含めて満足してしまっているのかもしれません。最近はテクノロジーの発展によってアナログな部分がどんどんデジタル化されていますが、それが逆に障害を生んでいることは往々にしてあります。Aさんにとっては最善でもBさんにとっては最悪なこともあります。社会はそれらも含めて調整して成り立っており、器械体操部も小さな社会になります。来年度最上級生として部を引っ張っていく中で全員が納得した形で部を発展させていければと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

願わくば

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の浦口優です。

昨日、日本の最前線で戦っている体操選手である神本雄也選手に蝮谷体育館までお越しいただきました。技術的な面でもたくさんのことを教わりましたが、自分としては神本選手の基礎へのこだわり、サーキットトレーニングを導入した経緯など、体操への向き合い方に関して学ぶことが多かったように感じます。吸収したこと全てを余すことなく今後に活かせていければと思います。

先日、今年のインカレの反省として目標設定の杜撰さがあるのではという指摘をいただきました。自分としても薄々感じていたこともあり正直耳が痛い指摘でした。そこから自分なりに目標についてあれこれ考えてみたので、本日はそのことについて述べていこうかと思います。

まず過去を振り返ってみて第一に出てきたのは自分は高い目標を掲げがちということです。適切な目標設定が大事とはよく言いますが、自分の場合はそれが確実にできていなかったと改めて実感しました。我らが首藤先生も日頃から「小さな勝利」とよく仰っていますが、やはり改善すべき点でしょう。
ではなぜ無理のある目標を設定してしまうのか、ここについても深掘りしてみました。その結果、目標は他人との比較、つまりは相対的に設定されるからという結論に至りました。仮に体操で考えると順位ではなく点数で目標を設定したとしても、その点数は他の選手と比較した相対的な根拠から点数を決定していることになります。目標設定は他人と比較しないことが美徳とされているように思いますが、自分としては結局は他人の影響を受けることは避けられないと考えます。どんなに他人を気にしてないように装っても、背後には常に鋭利な双眸が控えている。そのため、そのような状況下で、大切にするべきことはいかに自分で妥協点を見つけられるかだと考えました。極端に言うと己に赦しを与えられるのは己自身に他ならないということです。
自分でも、どこまでいければ自分に赦しを与えられるのかよく考えてみたいと思います。

まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

少し手抜きのリレー日記:優先順位について

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、環境情報学部3年の上田乃維です。

暦の上ではもう秋の中旬のようですが、最近のこの暑さはまだ夏が過ぎ去っていないように感じます。大会も連戦となり、かなり疲れが溜まっているので、セルフケアをしっかりと行っていきたいと思います。皆様もどうか心身ともにご健康であられることを願っております。

本日のリレー日記は、9月が大会の連戦となり、すごく疲れが溜まってしまっているので、少し手を抜いて書こうと思います。
、、、というのは冗談ですが、今回は手を抜くこと、といえばあまり聞こえは良くないですが、優先度合いがより高いものをちゃんと優先する、ということの大切さについて書かせていただきたいと思います。

どんな立場の人でも、一つのことだけに人生の全てを注げる余裕がある人はあまりいないと思います。仕事や学校、部活、プライベートでの遊びや勉強など、日々の中で様々なやることが重なっていて、それらの優先度合いを順位付けしながら、自分のできる範囲のことを効率よくこなしていくものだと思います。

最近、自分にとってやらなければならないタスクが増えて、優先順位を付けるのが苦手になってしまったり、自分の得意な、楽な方に選択が偏ってしまいがちでしたが、改めて、どの選択をするか、どこを優先すべきかを長い目で見た上で判断できるよう、客観的な視野を持って過ごしていきたいと思います。

普段はすごく長いリレー日記を書いたり、文章の内容が暗くなったりしがちな私ですが、たまには日常的な簡素なものを書いてみるのも、生活での発見があるように感じました。私はリレー日記を書いたり、普段考えている頭の中身を何かにアウトプットすることがすごく好きなので、また長いものや暗いものに偏ってしまいそうですが、もし興味を持っていただけたら、ぜひご精読ください。

本日も最後までご精読いただきありがとうございます。ぜひとも今後のリレー日記にもご期待ください。

ナンバーワンにならなくてもいい

皆様こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科3年の伊保内啓佑です。

暑いですね。とにかく暑いです。そして就職活動が始まった今、リクルートスーツで都内を駆け回っております。汗びしょびしょです。
そんな就職活動をしていく中で、よく聞かれる質問があります。「誰にも負けない自分の強みは何ですか?」と。この質問は、別に世界一優れてるポイントを問う質問ではありません。自分が最も自信のある強みを聞きたいという意図なのでしょうが、実際誰にも負けないものなんてあるのかと私は疑問に思ってしまいました。

昨年の全日本インカレで悔し涙を飲んで以来、死に物狂いで練習しました。しかし、これなら戦える!勝てる!と思い意気揚々と挑んだ試合や試技会は、悉く出鼻を挫かれてきました。
それでも諦められずに何度も何度も挑戦をしてきました。その挑戦が失敗に終わる恐怖も味わいながら努力してきました。

しかしそれでも上には上がいます。どれだけ自信を持って挑んでも勝てない相手が沢山いました。そういった絶望感の中で、私は徐々に誰にも負けない強みに自信を持てなくなっていきました。
自信100%で挑んでも勝てない。正直120%で挑んでも怪しい。それでも諦めずに練習する。試行錯誤する。この繰り返しです。

そこで気付きました。これこそが自分の強みだと。自分の中で徐々に「誰にも負けない強みに何ですか?」という質問に対する回答が見つかってきました。現在ではこう答えるようにしています。
正直誰にも負けない事など無いかもしれない。それでもなお諦めずに努力を続ける力は誰にも負けない。
ナンバーワンではないけどオンリーワンにはなれる。そういった人生をこの先も送っていきたいな、そう思った大学3年の夏でした。

拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

もうすぐ引退するからってここまで言っていいのかわからないけれど、まあいいでしょう。明日には公開したことを後悔しているかもしれない日記です。

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部システムデザイン工学科4年の井上万由です。

先日の全日本インカレが終わり、部内では例年より少し早い、実質的な代交代の時期となりました。代交代にあたり様々な引き継ぎや話し合いを行っておりますが、先日、最上級生として3年生の話し合いの場に同席させてもらいました。その際に、「本音を言い合えるチームでありたい」という話がありました。このことについて思ったことを少しの後悔と羨望を覚えましたのでお話ししようと思います。

私は人に本音を話すのは苦手です。一見人と打ち解けるのは得意なように見えるようですが、本心にはいつも殻を被せてしまうのが現実です。いつも肝心なときに話せないのは、自分の弱さだと感じることが今までに何度もありました。

なぜ話せないのでしょうか。私はこれに対して、「相手を信じられないから」だと結論づけました。

芦田愛菜さんがとある取材にて「裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。 見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました」と言ったことは話題になりましたね。彼女は私よりも大分年下ですが、これは至極、的を得ていると思います。私は人に自分が見せてこなかった一面を受け入れてもらえないのではないかと思ってしまうのです。

そんな私も、自分の気持ちを打ち明けたタイミングがありました。部活で代交代した後、幹部で話している際です。自分が部に残したいことを考えると、本気で向き合ってくれる仲間が必要でした。思ったことをうちに秘め、なあなあにしていたら、納得できる形で終われない、なんて感じたことを覚えています。しかしその結果、発した言葉は相手が受け止められないほどのものとなってしまいました。普段なかなか本音を話さないから、話し方が悪かった、というのはあるでしょう。ただそれ以上に、その後、相手から話し合いを拒否されたという事実、そしてその後の私たちの関係に対する私への一方的な責任はなかなか堪えました。本音で話すってのは難しいことだし、勇気をだして話した結果周りに糾弾されたともいえるのですから、私だっておった傷だってとてつもなく大きいんですよ。実は。(決して相手に言っているのではなく、それに対する周りの対応についてです。)

自分の気持ちを打ち明けるのは勇気がいることです。だからこそ、私が思うのは、打ち明ける側の勇気がいるのはもちろん、それを受け止めるのにも大きな労力と器が必要だということです。受け止める側は自己都合でその言葉に対してないがしろにしてはいけない。本音でぶつかり合うことに対する労力、精神力はとてつもなく大きいですが、それらを超えてお互いに本音を言い合える関係性が構築されたとき、一生の絆ができるのだと思います。

一つ下の後輩はもとよりお互いが話し合いのできる関係性なのに加えて、6人もいることが私は少し羨ましいです。先陣を切って話せる人もいれば、受け止める人、意見が割れたときに緩衝材になれる人もいる。私はそんな後輩たちが強固な信頼関係をもった「本音で話せるチーム」をつくりあげることを願っています。

それはそうと、完全に話は変わりますが、今月私はトランポリン東日本選手権(群馬)、国体(鹿児島)、器械は慶同戦(京都)、来月になるとトランポリンの全日本選手権(広島)とありとあらゆる試合に帯同します。ラストイヤーだからなるべく全ての試合を見届けたいのです。にも関わらず春学期は研究に時間を取られあまりアルバイトができなかったものですから、資金不足に陥っています。しばらくはご飯とかに行けないかと思いますが、各位、ご容赦ください。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

幸せと成功

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部1年の松本梨々花です。

成功が幸せを導くか、幸せが成功を導くか。

これは以前に英語のリスニング練習をしていたときに偶然に出会ったスクリプトのテーマです。今回のリレー日記ではこの話題について取り上げ、質問の答えについて考えようと思います。

実はこのスクリプトの最後には質問に対する答えがありました。質問自体が非常に道徳的内容であるため一見答えが無さそうですよね。しかし当たった文章及び関連の研究内容によると、最近の研究では後者がメジャーな回答であるようです。前向きな気持ちを持つ人は活力や自信に溢れていてこの状態がその人を成功に導く傾向にあるそうです。ここで一つ興味深いのは幸せな人は前向きであるという考え方です。この文章を読み、私は質問の答えを信じてこれからはまず幸せになろうと思いました。

さて私の頭のなかにはお花畑に座っているお姫様のような幸せいっぱいの自分が何もかも成功するという夢物語が再生されました。一瞬幸せな気持ちになりましたが残念なことにすぐに厳しい現実世界に引き戻されてしまいました。実はこの読解をして英語の試験を受けたあとに、授業で怪我をしてさらに松葉杖生活が始まったと同時に期末試験で春の結果を残さなければならないという大きな試練に直面したためです。

前向きになることは時として難しいことだと思います。松葉杖がとれて心も体も普段の生活に戻れてきた今、8月の自分を振り返って思うのは、周りの友達と先輩がいなければ前向きになれた瞬間などは無かったかもしれないということです。もちろん怪我をしなかったとしても勉強や部活、様々なことで感情に全く波のたたない生活を送ることは難しかったと思います。しかし今回、友達と先輩に話を聞いてもらえたことは本当に自分の心の支えとなり、結果的に気持ちの安定に繋がったと感じています。

人が置かれる状況は時が経つにつれ変化します。しかし自分が前向きになれることを信じて時に人に頼ってみたりアドバイスをもらったりしながら前向きでない自分に気づいたときはそれを変えていこうと努力することが、幸せな状態そして成功に近づくために必要な働きかけなのではないでしょうか。とても当たり前のようなことかもしれませんが、怪我から復帰しつつある私にとっては自分自身に語りかけていきたい言葉です。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

記憶

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科1年の金子慶汰です。
今年もすでに半分以上が終了し、年々時間の流れの速さを痛感している今この頃ですがこれはジャネーの法則といい「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」というものらしいです。

さて、本日は私が心理学の授業で学んだことについて紹介したいと思います。
「記憶について」

皆様は記憶には3種類あるのはご存知でしょうか。
それは感覚記憶、短期記憶、長期記憶の三つです。感覚記憶は保持期間は一瞬ですぐに忘れてしまいます。短期記憶は数十秒ほど、長期記憶は長時間保持することができます。
感覚記憶や短期記憶はどうすれば長期記憶へと昇華することができるのか、そんなことをテスト期間に考えた人は多いのでは無いでしょうか。それは記憶したい情報を頭の中で反復、または復唱すること(リハーサル)や、情報に新たな情報を付け加えること(精緻化)などにより可能になります。
つまり長い期間で情報を記憶し、保持するためにはこれらのアクションを起こすことが必須条件であるのです。

私はこれはトランポリンにも通ずる考えだと思います。例えば新しい技を行う際に試行錯誤を繰り返し、どの位置で開くか、どんな入り方をするのか、どんな力の掛け方をするのか、タイミングの取り方をするのかといった情報を収集します。それらを初回で実践するのは難しいでしょう。反復練習を行い、悪い部分は改善し、再び練習する。そして新しい発見を取り入れる、そうして新しい技は完成するのではないでしょうか。
つまりは自分が納得するまでリハーサルや精緻化を行うことがトランポリン上達の鍵になるのでは無いか、そう考えた次第でございます。以前よりも一層この事に焦点を当て、練習に励み素晴らしい選手を目指していきたい、そう考えた心理学の授業中でした。

拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

磨く作業

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部1年の小田切伊織です。

先日行われた甲子園決勝にて慶應義塾高校が107年ぶりに日本一に輝いたことは記憶に新しいと思います。私自身は直接甲子園球場へ足を運んだわけではないですが、一塾生として嬉しい気持ちになったとともに、塾高野球部の熱量に負けないように頑張らなくては、と思うようになりました。

さて、前回のリレー日記で結果と努力についての話をしました。今回はそれに関連した事柄について書こうと思います。
私の中の持論として結果を出すうえで最も重要な工程は「仕上げ」の部分であると考えています。彫刻で例えると、やすりをかけて光沢を出す部分になります。体操競技であれば演技が完成した後に膝やつま先への意識、倒立の姿勢などになるでしょう。競技特性上第三者に評価され優劣が決まります。すなわち誰が見ても減点されない演技をする必要があると言い換えることができます。となるとどれだけ仕上げの時間を増やせるかが重要になってきますが、実際は難しいものです。種目ごとの得点の向上には難度価値点を上げる必要があります。一方で技を増やすと演技の成功率が下がってしまい、なかなか仕上げの段階に持ち込むことができません。時間は有限ですので、ある時点で折り合いをつけなくてはなりません。

この折り合いをつけるためにも目標設定は大事になってきます。ある時点での進捗を設定した目標と照らし合わせ、評価することで自分に足りない部分が明白になり、やらなくてはならいことが浮かんできます。私自身全日本インカレが終わり、来年に向けて出発しようとしている段階ですので、長期オフを利用して自身を振り返ってみようと思いました。

拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。