4年生として

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部4年の佐伯雅斗です。

 

新年度もはじまり早くも1ヶ月が経とうとしており、学生生活の終わりが少しずつ迫ってきているなと感じております。

 

新年度ということで、新入部員が続々と入部してきてくれており、嬉しく感じております。しかし、それと同時に4年生としてのあるべき姿を見せられているかと不安になることも増えてきました。個人的な偏見ですが、体育会の4年生というととても厳しく、威厳があり近づき難い存在をイメージしますが、現在の私は真反対の性格をしていると思います。部活に限らず注意することが苦手で、いつもどう伝えようかと頭を悩ませています。ただ、就職活動をしていく中で自分は自分であり、理想に向けて自分を変えていくことが全てではないのだと感じ、最近では自分なりのやり方で頑張ってみようと考えています。しかし、そんな私に後輩が着いていきたいと思ってもらえるか不安ではありますが、自分なりのやり方で試行錯誤しながら頑張ろうと思います。

 

拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

ノマド

 皆様こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部4年の浦口優です。

 私事ですが、先日風邪を引きました。最初は発熱し、その後無事熱が引いたと思ったのも束の間、声が全く出なくなりました。幸い体調自体は問題なかったので、部活で練習はしていたのですが、残念な事に人とのコミュニケーションが全く取れません。練習中、平行棒の上でタンマが欲しくてジタバタしていた哀れな私は、さながら52ヘルツのクジラのようでした。

 よく人のコミュニケーションはノンバーバルコミュニケーション、つまりは言語を介さない情報が9割を占めると言いますが、非常に疑わしいものです。きっとそれは、言語を介する1割の上に成り立つ理論であって、肝心な言語を介した内容が土台になければ顕在することは叶わないのでは?と今回の経験を通して個人的に思いました。思ったことはちゃんと言葉にしましょう。大切です。

 

 皆様は幼い頃に頃から真っ直ぐに信じ続け、習慣化していることはありますか?
 「テレビを近くで観てはいけない」であったり、「トイレには神様がいて綺麗にすると別嬪さんになれる」であったり、幼い頃から体に染み付いていることは人それぞれいろいろなものがあるのかなと思います。それが私の場合は「体操のイメージは一人称視点ですべき」でした。

 きっかけは鮮明ではありませんが、おそらくテレビで内村選手の特集みたいなものを観ていた時だと思います。この「内村選手がイメージトレーニングを一人称視点でしていること」は体操界では有名な話ですが、当時の幼い私も影響を受けて、それから常に一人称視点でイメージすることが正義だと思い込んで生きていました。

 ところが最近変化がありました。いつものように鉄棒の下りを怖がってた時に、側から見たら飛び出す方向さえ定まってれば絶対安全では?とふと思いました。そこからは簡単で、一人称で難しいことはごちゃごちゃ考えずに、三人称視点で自分が斜め上に飛び出ることをイメージしながら下りを掛けたらすんなり上手くいくようになりました。軌道に乗った私は、同じく普段は中々掛からない平行棒の下りも同様に行ったところやはりすんなりできました。

 ここで起きたことを簡単に言えば、一人称で考えるからこそ得られる怖くなる要因を含めた膨大な量の情報を捨てて、三人称視点でごく僅かな情報量で技を行っているだけなのかなと思います。これはつまり、余計な情報を捨てて技を実施したら上手くいったということですが、きっかけは幼い頃から信じていた「技のイメージは一人称視点で行わなければいけない」という固定概念に疑問を提起したことにあります。

 すなわち、私にとって内村航平は成功例サンプル1であって、絶対的な唯一の正解ではなかったのです。

 

 今週末にも東グループが控えておりますが、ラストイヤー、批判的思考を大事に走り抜けたいと思います。
 拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

最近燃えてきたって話

 皆様こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、環境情報学部4年の上田乃維です。新学期が始まり、とうとう私も4年生となってしまいました。長かったような短かったような学生生活も終わりを迎えようとしていると考えると、少しハッとさせられます。

 4年生ともなると、残りの競技生活も少なくなり、引退へのカウントダウンが刻一刻と迫っております。これまでの競技人生を改めて数え直したら、小学5年生の秋からトランポリンを始めた私は、引退の時には11年トランポリンを続けたことになります。

 11年という期間は、22歳の私にとって、人生のちょうど半分になります。人生の半分をトランポリンと共に過ごしてきたと考えると、いろいろと思い出が蘇ってきます。

 最近は、自分の引退が近づき、最後にはこの構成をやりたい、この技をやりたいという目標の解像度が上がり、日々やるべきことが固まってきました。そうして目標までの逆算がかなり現実味を帯びてきて、自分の最大限の努力ではこの辺りまでいけるんじゃないかという希望を抱けるようになりました。ラストスパートのエンジンが少しづつかかってきているような気がしていて、これまでの人生の挑戦の際に感じた、いける気がするという根拠のない自信に包まれてるような不思議な感覚です。それを感じて、最近ちょっと燃えてきていると思っています。

 4年生となり、時間的にも心身的にも生まれてきたこの余力を、残り少しの競技人生に全力投球して、最後まで最大限トランポリンという競技を楽しみたいと思います。

 これまでの学生生活も密度の濃い充実した生活を送ってきましたが、最後の一年は特に、一生の思い出に残るような深みのある経験を重ねていけたらと思います。

 拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読いただきありがとうございました。最後の1年間も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

僕の理想の体操部

皆様こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年の伊保内啓佑です。
ついに4年生になってしまいました。あと1年しか無いのは寂しくて仕方ありませんが、最近は部活と就活が本当に楽しく、毎日充実した生活を送らせていただいております。

前回松本から「最近1番感動したこと」という質問をもらいましたので、初めにこちらに回答していこうと思います。最近1番感動したことは、気付いたら自分の「理想の体操部」がほとんど実現できていたことです。私は入部当初から思い描いていた理想の部の姿がありました。これといって明確なものではないのですが、沢山の部員がいて、競技力も高く、それぞれが熱意を持って部に参画し、休日には多くの先輩方が体育館にお越しくださり、といった具合に。私が塾高に入学した2018年頃の記憶が、強烈に脳に焼き付いていました。それを踏まえ、ここ最近を振り返ってみると、部員は30人程度まで増え、75点以上取れる選手も出てきて、全員が熱い想いを持ち、土日には10名もの先輩方が来てくださるようになりました。本当に「有難い」ことです。有難いどころか、数年前までは有得なかった話だと思います。応援してくださっている皆様の声、本当に支えになります。この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。

この気付きを通じて、夢を実現するにあたっては「夢を忘れること」が大事だと思いました。というのも、私は主将在任期間中常に理想の部を実現しようとしてきたわけではございません。どちらかというと、自分が「楽しい」と思う方向に進んできただけです。考えに考え抜いて体操をした方が楽しい、仲間と喜びも悔しみも分かち合い、時にぶつかった方が楽しい、全員で部を創った方が楽しい、色んな先輩方と飲みに行った方が楽しい、ただそれだけでした。ただ楽しいことをしていただけだったために、夢に向かって頑張ったという感覚は、あまりありません。むしろ、頑張っていると思っている時点で、それは夢では無いのかな、とも思いました。そうやって自分の気の向くままに進んでいった先で、きっと夢は叶うのかもしれないと、そう感じました。

何はともあれ、私たち器械男子は未だこれといった戦績を残せていません。ですので引き続き実直に直向きに練習し、全日本インカレ優勝へ向け全力で突き進んで参りたいと思います。
拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

通し練習

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部システムデザイン工学科2年の松本梨々花です。

いよいよ新学年になり、後輩になる新入生から質問を受けて話をする中で自分もこの一年間で知らない間にたくさんのことを周りから吸収していたのだなと改めて感じたこの春です。今年度も元気と人間としての「美しさ」の向上を忘れずに頑張っていきたいです。

さて今回のリレー日記のテーマは、「通し練習」にしました。私は最近通し練習を大切にし始めました。ついこの間までは、一つ一つの演技の完成度に焦点をあてて何か技ができなかったら筋力トレーニングをするということを繰り返す過ごし方をしていました。しかし、演技全体を通す練習して気づく自分の弱点は筋力以外にありました。それは例えば技をかける自分のリズム感や技と技の間の気持ちの油断といったものです。リハーサルで気づく違和感は本当に貴重で得難いものなんだなと人生2回目の感動をしました。そうです、2回目です。一昨年の受験で同じことを学 びました。

こうしてみると、自分の中ではやっと本格的に体操について日記を書ける日が来たなと感じます。それは去年の夏に左足首の大怪我をし約半年間練習を制限してきて、競技についてあまり深入りすることができなかったからだと思います。この春休みに足に入っていた釘を抜き無事に競技に復帰することができました。ここまで私をサポートしてくれた部員の皆さん、本当にありがとうございます。

最後に、小林からの質問に答えます。「大切にしている言葉は何ですか」とのことですが、それは「習慣」です。部活で練習をしてきて、キツいトレーニングでも最初にやるように決めてしまえばたとえ始めたばかりはキツくても確実に自分の力に繋がりました。また試験の勉強は朝早くにやるようにしたら体が自然とその生活リズムに慣れてツラい時期も乗り越えることができました。習慣はその人の武器になるのではないかなと思います。

ここまで同期間で次の担当者に質問を投げる形で日記を繋いできました。次の担当の伊保内啓佑さんにも質問させて頂こうと思います。問いは、「最近1番感動したことは?」です。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

想い

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の小林羽衣です。

春休みが始まったと思っていたら、あっという間に4月に突入し、新たな一年が始まったと思うと身が引き締まる思いです。今回のリレー日記では、私の昨年度1年間について、話しをさせていただこうと思います。

私は昨年度の5月はじめに入部し、その直後に体調を崩してしまいました。そのため、入部してから現在まで思ったように部活動に参加できずにいます。私はこの1年間、たくさんのことを考え続けました。初めは、何のために体操部に入ったのか、そこからなぜ法学部に入ったのか、そもそもなぜ生きているのか、などを真剣に考えてきました。残念ながら、ここに列挙した事柄についての答えは未だ出ておりません。しかし、とても大切なことには気づくことができたのではないかと思っております。それは、今、思ったように活動ができなくても、何も遅いなんてことはなく、いつでもやり直すことができる、ということです。

先日、中学時代にお世話になった先生と文通をする機会がありました。その手紙の中で、「遅かったなんてことはないし、やり直せないということもない。だから今はとことん休んでほしい」という言葉をいただきました。この言葉を受けて、私の中にあった、焦りや不安が少し和らいだように思います。入部した時期が同じはずの同期たちがどんどん部活に慣れていく中、自分は何もせずに家にいるというのは、正直とても苦しいことでした。全てを完璧にこなさなければと考えていた私にとって、何もしない時間というのは許せる時間ではありませんでした。しかし今ではそんな苦しかった時間も、何もせずに寝ていた時間も、全ての時間が自分の長い人生の中の一部であり、未来に繋がっていく時間なのだと思えるようになってきました。この1年間でやりたかったのにできなかったことは次の年にやればいい。進級できなければ、また同じ学年をやり直せばいい。そう思ってみると、焦ってあれこれ変に考えるよりも、どんな時間も大事にしようと思うことの方が大切だと考えられるようになりました。私の心はまだまだ未熟です。これから経験するたくさんの出来事の影響を受けて考え方は変化していきます。私はその変化の過程を楽しむことができるような人間でありたいと強く思っております。だからこそ今後、部活や大学生活で息詰まった時、うまくいかなかった時には自らにこう声をかけてみようと思います。「何も遅いなんてことはない。またやりなおせばいいよ」と。

話は変わりますが、金子からの質問である「部活以外で最も夢中になれることは?」には、「パン作り」と答えたいと思います。この年齢になって「将来の夢はパン屋さん」と言ってしまうくらいにはパン作りが大好きです。それに関連して、パン屋巡りも大好きですので、お好きな方がいらしたら是非一緒にパン屋巡りをしたいです。最後に、次の松本に質問を投げさせていただきます。「大切にしている言葉は何ですか」

長くなってしまいましたが、これで本日のリレー日記をしめさせていただきます。最後までご精読ありがとうございました。少しでも多く部活動に参加し、たくさんの時間を部員と共にできるよう、日々精進していきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

同期

こんにちは、今回のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科2年の金子慶汰です。
気が付けば4月へと移り変わり春休みも残りわずかとなりましたが皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は実はタイと日本のハーフなのですが、この春休みの終盤、ごくわずかな時間を使い、タイに帰省しようかと考えている今日この頃です。

失礼いたしました。エイプリルフールですのでささやかな嘘をつかせていただきました。(※私はハーフではありません。どこかに帰省の予定もありません。)

さて、気を取り直して今回のリレー日記では、同期について話していこうと思います。私は、高校生から慶應義塾体育会器械体操部に所属させていただいております。
高校生時代は、同じ学年のトランポリン部員は自分以外おらず、器械部員とはあまり関わりもなかったものですから、残念ながら同期と呼べる存在とは関わることなく生きてきました。しかし大学ではそのような状況から一変し、同期ができました。
同じトランポリンのコミュニティに属し寛大な心を持ち、負けず嫌いな一面もある内田、どんな私の発言やボケも拾ってくれる優しさを持つとてつもない努力家の小林、”勉強は苦手”だが体操においてはピカイチで実はかなり真面目な小田切、「秘伝のノート」を有し一生懸命練習に取り組み、毎回「おはよう」の挨拶は欠かさない律儀な松本、サバサバした一面もあるが、選手のサポートを精一杯取り組んでくれる同期の常識人担当の五十嵐、同期5人全員が個性豊かで、この一年はとても楽しい日々を送ることができました。練習後に急に始まる鍋パーティーやたこ焼きパーティー、日々の練習の中での関わり合いなど、今までの私にはない経験ばかりで新鮮さに圧倒されると共にあっという間に時間は過ぎ去っていきました。そして部活動としてこの5人といられる残り時間はたったの3年間であるということに気づきました。

「これから先も同期全員で苦楽を共にし、全力で日々を過ごしていきたい」
ふと、そう思ったある日の練習後の話でした。

最後に、前回のリレー日記での小田切からの「好きな四字熟語は?」という質問に答えようと思います。

「一期一会」

今回の私のリレー日記の内容とも関係する部分があるのですが、「一度きりの出会いや瞬間を大切にするという」意味を持つこの熟語を挙げたいと思います。同期や先輩方、後輩たちとの出会いは大切なものであらということをより一層心に留め、その関係性に感謝をし、生活していきたいと思っておりますので今後も何卒よろしくお願いいたします。
次の小林には「部活以外で最も夢中になれるものは?」という質問を残し、終わりたいと思います。拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

お金の使い方

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部1年の小田切伊織です。
3月ももう終わりが迫ってきており、少しずつではありますが暖かい日差しを感じる日が増えてきました。この時期特有の花粉症の症状も収まりやっと春が始まった感じがしています。

今回のリレー日記では「時間をお金で買う」ということに関して最近感じたことを共有できればと思います。
先日、10数年ぶりに千葉県にある某有名テーマパークに遊びに行ってきました。当然自分の記憶は当時のままで止まっていたため、近代化しているシステムに驚きを隠せませんでした。その中の一つにお金を払うことで並ぶことなくアトラクションに乗ることができる、というものがありました。1回あたり2000円と少し高額で、若干の抵抗感があったものの久しぶりに訪れたということもあり、奮発して購入してみました。結果としては180分の待ち時間をゼロに等しいくらいの時間に変えられ、その時間をほかの楽しむ時間に充てられて満足度の高いものにできました。
これまで私は時間をお金で買うことに否定派の人間でした。時間は無理にでも捻りだすもの、という考えを持っており、そこに金銭を使うことに価値を見出せなかったのです。しかし、ある程度の支出でそれ以上のリターンを得られる可能性があるのであれば、惜しむものでもないのかもしれません。これは大学生になってアルバイトを始めたことで経済的な余裕が少し生まれたことも関わってくるのではないのでしょうか。何にでもお金で解決することは的外れな気もしますが、特別な日などとルールを設けて使ってみるのもいいのではと感じた機会でした。

さて、前回のリレー日記での内田からの「1年間で達成したい目標は?」という質問について回答しようと思います。やはり、器械男子のインカレ1部再昇格を掲げたいと思います。昨年の長野インカレでは1部維持には程遠い結果となり、悔しい思いをしました。もう全日本インカレまで5か月を切っている状況にあります。個人としては順調に仕上がってきていると感じています。昨シーズンは足の怪我に悩まされ、思い切った試合をすることができなかったため、これからの練習ではより一層気を付けていきたいものです。応援のほど、よろしくお願いいたします。

次の金子には「好きな四字熟語は?」という質問を投げかけて、私の今回のリレー日記を締めようと思います。ご精読ありがとうございました。