情熱大氷

こんにちは。今回のリレー日記を担当させていただきます、経済学部二年の齋藤凜子です。

木々に少しずつ花が咲き始め、春の訪れを感じる季節となりましたが、同時に花粉症に悩まされている方も多いかと思います。どうか皆様ご自愛ください。

さて、寒さの厳しかったこの2月、私を熱くさせてくれたものがありました。ミラノ・コルティナ冬季五輪です。日本が歴代最多のメダルを獲得し、数々の名場面が生まれた今大会は、熱盛!の連続でした。

普段スポーツ観戦には全くと言っていいほど関心のない私も、テレビに張り付いてルールも技名も分からない競技を応援していました。その中で、特に目を惹かれたのはフィギュアスケートです。体操競技全般に共通する「演技点」、簡単に言うと、いかに綺麗な演技ができたか、が評価されるスポーツが好きなのだと改めて気付かされました。リンクに上がる前の緊張感、あらゆる想いが伝わってくる演技中の背中から指先。アクセルとルッツの違いさえ分からぬまま、テレビやSNSで流れてくる動画に私は何回も涙を流しました(流石に見すぎて今は判別できるようになりましたが)。

歓喜、悔し涙、困惑、焦り、選手の様々な表情がカメラに映るものの、オリンピックという大舞台に向けて積んできた4年間、より正確に言えば競技人生全ては、裏の努力の集大成なのでしょう。いくら感動できても、私に見えているのは氷山の一角なのだと思います。想像上の壮絶な練習や苦悩に涙をしてしまうのです。

体操部ででさえ、選手の皆さんと練習場にいるとは言え、私に見える部分、ましてや理解できる部分は断片的なものでしかありません。しつこく怪我リストの更新を催促しながら、内心は怪我の辛さや痛みを選手同士のように分かってあげられないことに申し訳なさを感じたりします。選手を支えるという責任と役割があるマネージャーとして悩ましいところです。しかし、できることをやるしかありません。実際に体を動かすことはできなくても、できる限りのサポートをし、また選手からも頼ってもらえるよう努力してまいります。

拙い文章となってしまいましたが、今回は以上とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。