言語化能力

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の大脇美怜です。

春寒の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。日中はふと春の気配を感じる瞬間も増えてまいりま
したが、朝晩はまた冷え込む日が続いております。私はこの数週間、就職活動をはじめ様々な締
め切りに追われる日々を過ごしています。今の努力が来年の春の自分を支えてくれると信じ、目の
前の課題に向き合う毎日です。

さて、突然ですが、皆様はご自身の考えや思いを、納得のいく形で言葉にできていますか。私は
この「言語化能力」に、ずっと苦手意識を持っています。頭の中には確かに考えがあり、伝えたい
思いもあるのに、それを筋道立てて整理し、相手に届く言葉へと変換することがどうしても難し
いのです。その壁に真正面からぶつかったのが、就職活動のエントリーシートでした。自己PRや
志望動機を書こうとすると、単語や断片的なイメージは浮かぶものの、それらを一つの文章として
紡ぐことができない。結果として、思うような通過率は得られませんでした。

一方で、アイデアや作品をまとめたポートフォリオは評価していただくことができました。そのと
き正直に思ったのは、「いっそ文章なんて書かず、これだけで勝負できればいいのに」ということ
でした。もう文章を書きたくない、そう感じた瞬間もありました。しかし、どの企業においても
最終的に待っているのは面接です。自分の考えを自分の言葉で伝える場から、逃げることはできま
せん。

この就職活動という機会は、私にとって言語化能力と向き合う最後のチャンスなのかもしれない
と感じています。自分の思いをうまく伝えられなければ、相手から返ってくる答えもまた、どこか
噛み合わないものになってしまうでしょう。Alが文章を整えてくれる時代になったとしても、人と
人との対話そのものはなくなりません。だからこそ今、目を背けずに向き合いたいと思います。
自分の言葉で考え、自分の言葉で伝えること、言語化から逃げない一年にします。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

Longing or Envy…

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部3年の内田祥子です。

余寒の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。暦の上では春となりましたが、まだまだ寒さは続きそうです。私はここ数日に限らず、慌ただしい日々を送っておりますので、体調管理に気をつけ、残り約1年となった大学生活を大切に有意義に過ごしたいものです。皆様も寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。

突然ですが、皆様は羨望や憧憬という感情を抱いたことはありますか。多かれ少なかれ羨望や憧憬の感情を抱いたことのある人の方が多いのではないかと考えます。これらの違いは、英語で羨望はenvy、憧憬はlongingと表現できます。意味については文字からも推測できるように、前者は羨ましさや妬ましさなどネガティブな感情を含む一方、後者は純粋な憧れや尊敬などどちらかというとポジティブな感情を含む場合が多いです。どちらの感情も自分や相手にとってプラスの効果を与えることもあれば、マイナスの効果を与えることもある両方の側面を持ったものであると言えます。

個人的な話になりますが、私はこれまで憧憬という感情をあまり抱いたことがないように感じています。正確にはこの感情を忘れているのかもしれません。例え話ですが、自分がこんなふうになりたいと思うきっかけを与えてくれた人がいたとします。最初は純粋にその人みたいになりたいと思っていたけれど、途中で本当は別のことをやりたいのだと考えが移り、かつての憧れは自分の中でいつのまにか消えているというようなことになります。またはかつての憧れの存在が残り続け、その憧れた人物にかなり近づいたとします。その時、憧れという感情は消え、手が届きそうな故に感じる羨ましいと思う感情へ変わります。これらはよくある話であるかもしれません。しかし、一方で人は憧れたものに大きく影響を受け、憧れと夢や理想はかなり近いものだと言われています。矛盾したことを言いますが、個人的には一種の憧憬の念は常に抱いておきたいものです。

もう少々脱線させていただきます。哲学染みた話になりますが、皆様は自分の‘見えている’世界について考えたことはありますか。‘見えている’と言うのは、物理的に観察できるものに限らず、所謂心理的、精神的な世界に属するものも全て含みます。以前哲学者が言ったのは、自分に‘見えている’ものは本当は世界に存在しないかもしれないということです。少し意図からは外れますが、要は自分が‘見えている’ものが全てではなく、他者には他者の‘見えている’ものや‘見え方’がある。それを理解する必要があるけれど、本当に理解することは難しいということです。

憧憬も羨望も自分の見ている、見えているものが変わることによってその対象も変わり得ます。自分が見えていないものが見えている人を羨ましく思うことも多々ありますが、羨望も憧憬も感情であり、うまくコントロールしないと自分も他者も不幸にしてしまう可能性があることを認識し、活用していきたいと思います。

曖昧でまとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。

世界で最もタフな○○

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の五十嵐美文です。

早いもので2月も半ばに入りました。厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
マネージャーとして、日々の事務作業や多方面との調整業務に追われる毎日ですが、最近は寝る前の読書をささやかな楽しみにしています。

今回、久しぶりに村上春樹の『海辺のカフカ』を読み返し、組織を預かる身としてふと考えたことをお話ししたいと思います。

この物語の冒頭には、「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」という有名なフレーズが出てきます。15歳をとうに過ぎ、冬の朝は布団の重力に完敗している私ですが、この「タフさ」という言葉の意味が、最近ようやく自分なりに消化できてきた気がします。
この小説を未読の方に、ごく簡単にエッセンスをお伝えすると、それは「避けられない運命(砂嵐)」の中に放り込まれた主人公が、逃げずに向き合い、それを通り抜けていく物語です。

器械体操部という組織を運営する上で、私たちは時として予測不能な「嵐」に見舞われます。不測のトラブルや、正解のない複雑な調整事項。主務として舵を取る中では、まさに避けようのない砂嵐の真っ只中に立たされるような瞬間もあります。
しかし、物語の中にはこんな一節があります。

「その嵐をくぐり抜けた君は、嵐の中に足を踏み入れた時の君じゃない」

主務として、あるいはマネージャーのトップとして組織を支える日々は、決して「耐え忍ぶ時間」ではありません。むしろ、次々にやってくる課題を一つずつスマートに捌いていくプロセスは、自分自身と組織をアップデートしていくための、最良の「シミュレーション」に近い感覚です。
冷えた体育館で練習を見守りながら、同時に組織全体の次の一手を考える。そんな多角的な視点が求められる日常を「大変だ」と捉えるのではなく、「これを抜けた頃には、相当手際の良い自分になっているはずだ」と面白がる。それくらいの心のゆとりこそが、今の私に必要な「タフさ」なのだと感じています。

もちろん、私には物語の主人公のような特別な導き手も、猫と話せるような不思議な力もありません。あるのは、信頼するマネージャー陣と、切磋琢磨する部員たち、そして着実に積み上げてきた運営のノウハウだけです。
そんな日々の積み重ねこそが、春に大きな成果を出すための確かな土壌になると信じています。主務として組織の基盤を固め、マネージャーとして最高の舞台を整える。この役割を全うし、部員全員が最高の状態でシーズンを迎えられるよう、颯爽と邁進していきたい所存です。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

音楽と記憶

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部1年の古瀨翔大と申します。

大学はテスト期間が終了し、春休みの到来となりました。授業も無くなり部活に集中できる時期となったことを嬉しく思います。

突然ですが、皆様は普段音楽を聴きますか。私は暇な時間や移動時間などは常に音楽を聴いて過ごしています。私が使用している音楽アプリによると、2025年の総再生時間は約1290時間でした。つまり、1日に約3~4時間聴いていたことになります。音楽は私の日常生活に根強く関わっており、もはや欠かせないものとなっています。今回はそれに関連して、音楽と記憶との関係について書きたいと思います。

私は毎日多くの時間を音楽鑑賞に費やしていますが、幅広いアーティストの曲を聴いている訳ではなく、自分が好きなアーティストの曲ばかり聴いています。それゆえに流行りの曲もあまり知らず、少しマイナーなアーティストの曲になるとほとんど分かりません。狭く深い音楽世界に生きています。好きなアーティストが新曲を出した日には、その曲をひたすらリピートし続け一日に20回くらい聴いていることもしばしばあります。徐々にその新曲を聴く頻度は落ちてくるのですが、そんな生活を続けていると、久しぶりにその曲を聴くと当時の情景と記憶が音楽と共に流れ込んでくるのです。例えば、夏の時期にひたすら聴き続けた曲は、たとえ冬にその曲を聴いたとしても、汗ばみながら歩く夏の暑さの情景が浮かんできます。また、受験期によく聴いていた曲を流すと、苦しかったあの頃の記憶がまた浮かんできます。思い出したくはありませんが。このように、様々な音楽に様々な記憶が結びつくことで、ただの音楽鑑賞が昔の記憶を巡る行為へと変わるのです。

このように音楽と記憶とは結びつくものです。このことを競技にも活かすことができます。トランポリンの大会では、選手入場のときやアップ中などに会場では音楽が流れます。しかもどの大会でも流している曲は大体似たようなものです。そこで私は考えました。大会中流れている曲を普段の練習前などに聴くと、大会気分を味わうことができて練習に緊張感が生まれるのではないかと。世の中にはShazamという周囲で流れている曲の名前を検索してくれる便利アプリがあり、昨年の川崎ジャパンオープンではそのアプリを用いて、大会中流れていた曲をいくつか調べていました。普段からそれらの曲を聴くと大会気分が薄れてしまうかもしれないので、緊張感を持った練習をしたい時にたまに聴くくらいにしたいと思います。

音楽は自分の気分を如何様にも変えられる存在です。気分を上げる、落ち着かせる、緊張感を持たせる等々、自分の気分をブーストしてくれる便利なツールでもあります。皆様もぜひ沢山音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

我が家のブーム

こんにちは。本⽇のリレー⽇記を担当させていただきます、環境情報学部 1 年の福佐美友と申します 。

⽴春を過ぎてもまだまだ寒い⽇が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はそんな寒さを吹き⾶ばす「我が家のブーム」をご紹介します。

私は元々体が丈夫で病気知らずなのですが、それは常⽇頃から⺟が栄養バランスを考えた⾷事を⽤意してくれているお陰でもあります。そんな我が家で今、⼤ヒットしているのが、2025 年の「買ってよかったものランキング」で話題になっていたレコルトの⾃動調理ポットです。

これはカットした野菜、⽜乳、少しのバターを⼊れてスイッチを押すだけで、まるでホテルのレストランのような濃厚なスープが出来上がる優れもの。実は野菜があまり得意ではない私にとって、⼀度にたくさんの栄養を美味しく摂取できるこのポットは、まさに救世主です 。お腹も⼼も満たされるし、何より練習で冷え切った体が芯から温まります。

ちなみに⽗は「髪の⽑のため」、⺟と祖⺟は「美肌のため」と、乾燥⼤⾖から作る⾃家製⾖乳を毎⽇飲んでいます。本⼈たちは変わったと喜んでいますが、今のところ劇的な結果が出ているのかは、、、少し微妙なところですが、家族で健康に気を配る時間は楽しいものです。

体操部での活動においては、⽇々の練習を⽀えるための体調管理が⽋かせません。無理のない形で必要な栄養をしっかりと摂ることを意識し、このスープもその助けとなっています。体を整えた上で、冬の地道な練習と⽇々の積み重ねを⼤切にしながら、春の⼤会では納得のいく演技ができるよう努めていきたいと思います。皆様も体調管理に気をつけて、温かいものを取りながらお過ごしください。

拙い⽂章となってしまいましたが、以上で今回のリレー⽇記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

ショート動画

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部1年の成合俊瑛です。

最近、ショート動画を見ていたとき、自分とは逆の意見のコメントに多くの高評価がついているのを目にしました。そのコメントに寄せられた返信を読んでいるうちに、気づけば自分自身もその意見に共感していました。

しかし、なぜ共感したのかを振り返ってみると、それらのコメントが本当に自分の心に深く刺さったからというよりも、単に「いいね」が多く付いていたことや、それを肯定する声が多数あったことが理由だったのではないかと思います。

『菜根譚』という書物に、「群疑に因りて独見を阻むことなかれ。己が意に任せて人の言を廃することなかれ。」という一節があります。

現代語に訳すと、「たとえ大勢の人が疑いをもっていたとしても、自分が正しいと信じる意見を捨ててはならない。しかし同時に、自分の意見だけに固執し、人の正しい発言を退けてはならない。」という意味になります。

私なりの解釈は、「他人に左右されない芯を持ちながらも、他者から得られる見聞を活かせる柔軟な思考を持つべきだ」ということです。

現在のSNSでは、生成AIによって簡単に作られた動画が数多く投稿されており、それが事実なのか、あるいはフェイクなのかを見極めることが、以前にも増して難しくなってきていると感じます。もし悪意を持った人物が生成AIを用いて動画を作成し、それがショート動画として私たちのもとに流れてきたとき、「いいね」が多いというだけの短絡的な理由で考えを流されてしまったら、どうなるでしょうか。

今回の出来事は、そうした危うさを身をもって実感した苦い経験でした。そのため、この体験を皆さんと共有したいと思い、ここに書かせていただきました。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

三大危機

こんにちは。 本日のリレー日記を担当させていただきます、 法学部法律学科1年の新山愛和と申します。

新しい年が始まり、 2026年の思い出も少しずつ積み重なってくる頃かと思いますが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たちが営む生活の中には、 年明け間もない今は意識していなくても、 年末に振り返ってみると「危機」に分類される出来事が起きているかもしれません。 私自身のこれまでを顧みても、 いくつかの「危機」と呼べる出来事がありました。 今回は、 その中でも特に印象に残っている3つをご紹介します。

1つ目の「危機」は、 三歳頃に経験した出来事です。 父に肩車をしてもらっていた際、私が勢い余ってバランスを崩し、コンクリートの地面に頭から落下してしまいました。 次に目を覚ましたときには、寝室の天井が目に入ったことを覚えています。どうやら一時的に意識を失っていたようで、両親も血の気が引く思いをしたそうです。自分自身の記憶は曖昧ですが、今思えば、かなり危険な出来事だったのではないかと思います。

2つ目の「危機」は、1つ目のように命に関わるものではありませんが、私にとっては大いに冷や汗をかいた出来事でした。夏頃、あるアーティストのライブに行く予定があり、チケット代をコンビニで振り込む必要がありました。しかし外出が億劫なあまりに入金を後回しにしてしまい、ある日ふと思い出してメールを確認したところ、そこには「入金期限:本日23:59まで」という文字が。慌ててパジャマの上にコートを羽織り、夜のコンビニへ駆け込む事態となりました。23時57分になんとか振り込みを完了しましたが、その時の緊張感は今でも忘れられません。

3つ目の「危機」は、まさに今回のテスト期間中に経験しました。私は一度取りかかれば物事を一気に進められる一方で、始めるまでに時間がかかるという欠点があります。何事にも腰が重く、計画を立てていても、現代人らしくYouTubeやInstagramといったSNSに寄り道してしまいます。一昨日は、結局机に向かったのは深夜1時を過ぎてからでした。案の定、睡魔と闘いながらの非効率な勉強となり、太陽がすっかり昇った6時頃に布団に入りました。歴代のテスト期間の中でも最も遅い就寝時刻を更新し、もう二度と繰り返すまいと強く心に刻みました。

これらの経験から私が学んだことは、「とりあえず腰を上げること」の大切さです。私は器械体操部でマネージャーを務めさせていただいていますが、先輩方の仕事の速さには日々驚かされています。私もギリギリまで後回しにするのではなく、やるべきことを迅速にこなし、計画的に行動できるよう心がけていきたいと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。

目指せルールブック

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科1年の中村真成と申します。

年が明け、暖かな陽気が続いた揺り戻しのように、冷たい風が肌に刺さる厳しい寒さが続いております。皆様どうぞご自愛ください。

突然ですが、私の趣味はサッカー観戦です。現地に限らず配信でも、様々なカテゴリーの様々なクラブの試合を見ています。

しかしながら、サッカーの戦術に造詣が深いという訳ではありません。どのプレーが上手で下手かなどという曖昧な感覚しか持ち合わせておらず、目の前で繰り広げられる一つ一つのプレーに一喜一憂する感情的な観戦しかできない人間です。

近頃、戦術への理解を深め根本的にサッカーを理解したいと考えるようになりました。というのも、単純なエンタメ的な楽しみ方ではなく、戦術の緻密性と複雑性が知的な楽しみを私に与えてくれるのではないかと考えたからです。

以前は全くピンと来なかった「ポケット」や「ゲーゲンプレス」といった言葉も、今では大まかに理解できるようになりました。

こうした姿勢は、体操にも通じる点があるのではないかと考えます。

今までは選手でありながら、難度やDスコア、Eスコアといった概念しか意識したことがありませんでした。しかし、本来体操のルールはSBやグループといった様々な要素が絡み合う複雑なものです。

選手として、こうした部分にも明確に意識を向けて点を取るために戦略を練らなくてはならないのはもちろんですが、ルールなどの体操への根本的な理解を深めることで、選手の演技中での狙いなどが実感できるようになり、体操をより楽しむことができるようになるのではないかと考えます。

2026年は競技レベルの向上だけでなく、体操に「詳しくなる」ことを目標に練習に励んでいきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

拙い文章となってしまいましたが、以上で今回のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。