ドキドキ日記

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部一年の齋藤凜子です。

春日和かと思えば雪が降ったり、リレー日記恒例の時候の挨拶もどう書こうか迷うような3月ですが、皆様元気にお過ごしでしょうか。

時の流れは早いもので、入部させていただいて一年が経とうとしています。最初の数ヶ月間、毎回緊張で震えながら歩いた体操場への道も今では慣れっこになりました。

この節目を迎えて最近私がよく思い出すのは、入部当初先輩が私に何度も仰った「一年経てば覚醒するよ」という言葉です。それが現実であることを願いたいですが、未だ学ぶべきことは山のように有りますし、主観的に覚醒した!とは言い切れません。

この場合、見違える程の成長、のような意味で使われている「覚醒」という言葉ですが、本来は目が覚めて意識がハッキリとしている状態を意味します。覚醒時には心拍数が高くなると言いますが(ソースは不明です)、心拍数の高さだけで言えば今年度は常に覚醒状態でした。体操部での一年間を日記として記録していれば、正にそれはドキドキ日記です。

元々人の緊張がうつりやすい私は試合前になると出番がないのにドキドキし、緊張からの胃痛に見舞われます。これはまだ多くの共感を得られる経験だと思います。しかし私は練習終わりの集合にて一言をくださる先輩方の分までドキドキするほどの緊張しいです。大勢の人前で話すことに感情移入してしまうのです。先日行われた送別会でも発言する場は特になくても、司会の座る机の後ろで1人静かに震えておりました。このリレー日記を執筆している今、誤字脱字や日本語の不自然さがないかの確認を同期にしてもらうことすらドキドキしています。

どれほどの経験を積み重ねれば些細なことでドキドキしなくなるのかは分かりません。しかし、このような緊張感を持ち続けるのも、部活への一種の向き合い方としてアリなのかもしれません。またドキドキできる程刺激のある日々を送らせていただけることも、とても有り難いことなのかもしれません。そのため、心拍の数だけ成長し、先輩が言うところの覚醒状態に近付くことができるよう、これからも日々精進してまいります。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。