自分と向き合う-少年心編-

こんにちは。本日のリレー日記を担当いたします、法学部法律学科4年の立花陽空です。

気づけば今年も早くも8月に入りましたね。今年の夏は例年以上に暑く、私のこの白い肌も焼け焦げてしまうのではないかと心配になるほどです。

さて、皆さんは学業や部活動以外で、趣味や日々のルーティンにしていることはありますか。名だたる偉人たちが毎日の読書を欠かさなかったように、気分転換に体を動かしたり、意識的に「何かに没頭する時間」を持ったりすることは、人間が心身ともに健康に生きていくうえでとても大切なことだと思います。

そんな私が最近ハマっているのが、「プラ板」です。この言葉を聞いて、私と同世代の方々はどこか懐かしさを覚えるのではないでしょうか。家庭にある電子レンジと専用の材料さえあれば誰でも手軽にでき、オリジナルのキーホルダーなどを作った経験がある方も多いと思います。

私の記憶に残っているのは、幼い頃、宮城の大きな公園の一角にあった施設でプラ板作りをしたことです。姉が絵を習っていたこともあり、いつも上手に描いているのを見ては「すごいな」と思う反面、どこかライバル心を燃やしていたのも懐かしい思い出です。

では、なぜ今またプラ板作りにハマっているのか。正直、自分でもよくわかっていません。ただ、私は日頃から授業や課題にコツコツと取り組んでいたため、試験期間中も比較的時間に余裕がありました。資格や英語、パソコンの勉強など、将来に役立ちそうなことにも取り組もうとは思ったものの、ちょうど体操に集中したい時期でもあり、どうにも気が進みませんでした。とはいえ、家の中にずっとこもっているのも私の性格には合いません。そんなとき、ふとSNSでプラ板作りの動画が流れてきて、なぜか「絵を描きたい!」という衝動に駆られたのです。塗り絵をするのもよかったのですが、どうせなら形に残って身につけられるものがいいなと思い、再びプラ板に挑戦するようになりました。

今では、自由が丘の接骨院に通った帰りに、コーヒー1杯1000円、ケーキ1つ1000円のカフェに立ち寄り、絵を描くのが日課となっています。心が洗われるような時間で、その後の練習にもすごく集中できます。いつも温かく迎えてくださる店員さん、窓際の素敵な席を用意してくださり、本当にありがとうございます。

日々の中に、自分なりのルーティンや息抜きの時間を持つことは、本当に大切だと感じます。子どもの頃は自然とできていた「遊び」も、大人になると忘れてしまい、気づけばすべてが“タスク”になってしまうことがあります。それが結果的に、心の余裕をなくしてしまう原因なのかもしれません。だからこそ、今こそもう一度、昔を思い出しながら、新しいことに挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。以上で本日のリレー日記を終わらせていただきます。