こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部管理工学科2年の伊藤利紀です。

最近私は、「チ。 ―地球の運動について―」というアニメを鑑賞しました。15世紀を舞台に、禁じられた地動説を研究する人々の信念を描いた物語です。

特に序盤の主人公であるラファウが、合理性を重んじる天才でありながら、自らの知性と感動を裏切れない状況に追い込まれていく姿には、非常に大きな衝撃を受けました。

彼は自らの安定した将来と、命を懸けるほどの価値がある真理の間で、ある大きな決断を迫られます。

私は、命よりも大事にしたいと思えるような感動に出会えたことはありません。それほどのものに出会えた人の方が少ないと思います。だからこそ、「これさえあれば何もいらない」と思えるものに出会えたラファウを始め、物語に出てくる登場人物たちを、羨ましく思いました。自分もこんなに迷いなく生きられたら幸せなんだろうなって。ただ、一つの感動だけのために生きるということは、生きている間に享受できるはずだった他の感動を知らないまま死んでいくことになるのではないかと、怖くもなりました。こんな考えは、大きな感動を味わえたことがないからこそ出てくるものであって、ラファウみたいな人たちは、他の感動を捨てることなんて承知の上だと思います。悩みというかなんというか、一度何か気になるものがあると、そのことばかり考えてしまって、頭がパンクする私は、Geminiに色々聞いてみました。赤ちゃんみたいに片言の拙い日本語でも意思を汲み取ってくれて、それっぽい返しをしてくれるAIが大好きです。

色々考えた結果、今の自分の生き方もありだなと思えてきました。ちょっと興味があるものにちょこちょこ手出してみて、なんか違うなと思ったら立ち止まり、他のものにも手を出してみて、試行錯誤を繰り返す中で小さな感動を積み上げていけば、死ぬときに「悪くなかった」と思える人生になるかもしれない。ただ、そこに面白さがあっても、感じ取れなければ意味がないし、もったいないので、些細なことにも気づけて感動できる情緒はもっと磨いていかないとなと思います。

本当に拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。