こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の吉田一真です。
九月に入りましたが、まだまだ真夏のような暑さが続いていますね。外では汗ばむ陽気なのに、お店に並ぶのはすっかり秋の風物詩、月見の商品ばかり。まさにこれこそが季節の境目なのだと実感しています。
ふとした夜、何気なくテレビをつけると世界陸上が放送されていました。どうやら男子棒高跳びの「デュプランティス」という選手が、とんでもない記録を次々と更新しているそうです。
あまりに圧倒的な選手で、順位が決まるのはとても早く、その後は自らの記録をさらに塗り替えるための挑戦が続いていました。他の競技はすでに終わり、何万人もの観客が、彼一人の跳躍に注目していました。
その中で、一瞬だけ映った映像が心に残っています。それはデュプランティスに敗れ、すでに銀メダルが確定していたカラリスという選手の行動です。カラリスは跳ぶ前の彼に扇風機を当てたり、激励の言葉を送ったりし続けていました。
もし自分がその場にいたら、「彼は集中しているから、邪魔をせず静かに彼の世界に入らせてあげよう」と考えたかもしれません。けれどカラリスは、そのような打算めいたことは一つも考えず、ただ心の底から「彼に記録を出してほしい」という思いだけで行動していたのだと思います。その姿は、勝者を引き立てることを恥じることなく、自分の悔しさを超えて相手を讃える、まさに気高き敗者の姿でした。
しかし同じ競技をしている者が、心の底から相手の成功を祈ることは、本気で自分の勝利を目指した者にしか許されない行為だと思います。自分に妥協した努力では、他人の成功を願うことも、どこか初めから負けを受け入れているような感覚になってしまいます。だからこそ、他者を思う心にはまず自分自身の誠実かつ本気の挑戦が不可欠です。
このことを胸に、私も日々自分の勝利や目標の達成に本気でこだわり続け、他者の成功を願う資格を持つ者でありたいと思います。来年の全日本インカレで誰1人として応援できない最悪な状況にならないよう、まずは己を磨きます。
拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました