ダンサー

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部システムデザイン工学科2年の松本梨々花です。

はじめに、最近あった嬉しかったことをお伝えします。それはトランポリンやマネージャーの方からゆかの踊りが上達したねと声をかけていただいたことです。ですが先輩方の踊りや強豪校の女子団体の演技を見るとやはり腰や胸や手の柔軟性や筋力に自分とは差がありました。私の感覚に基づく意見ですが、踊っている間は時間の流れが遅く感じられます。ですから例えばキメのポーズは思っているより2,3秒長くしないと実際に止まっているように見えません。これを実現するには指先までを含めた腕全体の筋力が必要です。踊りのためにも大会が無い6月は補強やアイソレーションの時間を大切にしたいと思います。

さて踊りと言えば、ダンスですね。ダンスと言えば最近体育館で星野源の恋ダンスの曲が流れているのを聞きました。少し前ですがドラマでハンガリーの諺「逃げるは恥だが役に立つ」が有名になりましたね。地元に伝わる教えによると、この諺の真の意味は「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」「自分の戦う場所を選べ」だそうです。

ではここで、この諺について少し考えてみようと思います。体操においては逃げることは果たして役に立つのでしょうか。また、たった数日の挑戦で上手くいかない時は、技の練習に目処をつけ別の方向に向かうべきなのでしょうか。私は違うと思います。これは他の誰でもなく自分に言いたい言葉です。最近怪我をしていた足も完治して練習を再開し、また基礎から練習を重ねています。ですが着地や蹴りの左右のバランスが取り戻せず悔しい思いをする日も多いです。そのような日々の中で私は春から入部した2人の後輩に刺激を受けています。彼女たちが基礎に加えて果敢にも新技に挑戦している姿を見て、自分は体操に限界を定めがちであることに気が付きました。私ももっと貪欲に目標の技に挑戦し、早く先輩と同じレオタードを来て試合に出たいです。

今年の夏に私の待ちに待ったデビュー戦が控えています。活気がさらに増した器械女子の選手たちにパワーをもらいながら、私は新しい技や構成に貪欲に挑戦する選手、そして恋ダンスぐらい余裕でできるダンサーになりたいです。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。