夕方クインテット

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科3年の立花陽空です。

 

個人的なことで恐縮ですが、5年ぶりに短髪になりました。友達からの要望もありましたが、1番の理由として水上恒司の短髪に惚れたため、散髪を決心しました。肌を焼くつもりはないですが、海が似合う男になれるよう、自分磨きを頑張っていきたいです。

 

さて、三田での学校生活が始まり、早くも2ヶ月が経とうとしています。毎朝の満員電車にも慣れ、三田の飲食店も現在進行形で開拓中です。3年生に進級して、1番の変化は、ゼミナール活動が始まったことです。部活がオフの毎週木曜日の夜18時まで、会社法を学んでいます。私たちの先生は、慶應女子校の校長を務めていたこともあるすごい人で、外見はクインテットのあきらさん人形のように可愛らしい人です。3年生のゼミ員は計28人いて、様々なバックグラウンドを持った人達が集まっています。私たちの代は、先生が来年度、定年退職される関係で最後のゼミ生と活動中に伝えられました。私はそんな素敵な節目の年に今のゼミに入れたことが、とても嬉しいです。

 

ゼミの男子軍は体育会系が多く、熱い男達が集結しています。早慶戦に向けて日々練習を頑張っている話を聞いたり、就活の話を聞いたり、私自身とても刺激を受けています。しかし、この熱い男たちに負けていないのが、女子軍です。ゼミ長を決める会では、立候補した3人全てが女子だったというくらい、本当に頼もしい存在ばかりです。サークルの代表を経験している人から、起業をしている人までいて、本当に尊敬しています。そんな癖強ゼミですが、私も存在感を出していけるように頑張っていきたいと思います。

 

ところでみなさん、突然ですが人間は皆、コップ一杯分の幸せメーターが心の中にあるとします。幸せなことがあれば、コップの中の水は増え、辛いことがあると減ります。幸せメーターの水は、人にあげることもできるし、人からもらうこともできます。その方法は例えば、何か辛いことで悩んでいる友達がいるとします。私がその人の悩みを聞いたり、一緒に寄り添うことによって私の幸せメーターは減りますが、その代わりに友達の幸せメーターの水は少し増えます。この幸せメーターの水をあげる側の人間が水を配りすぎてはいけないということを、私は伝えたいです。自分が今とても幸せで、幸せメータの水が溢れそうになっているのであれば、その部分を友達にあげたとしても、双方にとってマイナスにはなりません。しかし、自分の幸せメーターの水が、今少ししかないのに、友達が悩んでいる、辛そうだからといってあげてしまうと、自分の幸せメーターがゼロとなり、自分自身が爆発してしまいます。その原因として、幸せメータの水が満タンから少し減っただけで辛いと感じる人がいる一方で、幸せメータの水が限界までなくならないと、辛いという感情が湧いてこない人もいるからです。私は後者です。自分よりは周り優先という考えで、みんなが幸せなら私も幸せです。自分が今少しでも幸せなら、周りにその幸せをすぐに配ってしまいます。しかし限界が来るまで、自分が苦しいことに気付くことができません。

 

私はこの話をある先輩にしていただき、すごく助けられました。前までは辛いことがあったとしても、その相談相手になってくれる人が嫌な気持ちになるんではないかと考えてしまい、相談することができませんでした。また、自分がちょっと悩んでいる時期でも、周りの悩みを聞くときは、無理矢理笑顔をつくって誤魔化したりすることが多かった気がします。しかし、毎日自分のことだけについて考える時間を絶対に作り、自分が辛いと思うなら人に頼り、逆に自分が幸せいっぱいなら、周りに幸せをたくさん届けようと思えるようになりました。たまには自分自身でその幸せを独り占めしちゃえって、最近は自分に言い聞かせています。

 

これから器械体操部として活動していく中で、部員それぞれ辛いと思うタイミングは違うので、自分の中で溜め込まないで、誰かに必ず相談しましょう。しかし、これだけは絶対に約束してください。自分の幸せメーターの水が溢れそうな時は、その幸せを独り占めしないで、よく幸せを周りに配っている人に渡してあげてください。私もいつでも相談に乗りますので、悩みでも雑談でも気軽に声をかけてくれたら嬉しいです。

 

長く拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。

ご精読ありがとうございました。