弱さ

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科2年の小林羽衣です。

突然ですが、皆さんはこのように思ったことはありますか。「わたしの気持ちなんて周りの人に理解できるわけがない」と。わたしは最近このような気持ちになってしまうことが多くあります。普段の生活や練習をしている時、自分の身体が思ったように動かないことの苦しさ、以前はできていたことができなくなっている悔しさ、ちょっとしたきっかけで心が奈落の底に落ちてしまう不甲斐なさを抱えきれなくなってしまうことがあります。そんな時、わたしは必ず「お願い、誰か助けて」と叫びたくなります。ただ、実際に声に出して助けを求めることは難しいですし、助けを求めたところで事態が解決することは少ないと思います。そう考えると、誰にも理解してもらえないことによって孤独感を抱いてしまい、さらに下へ落ちていってしまいます。ですが少し落ち着いて考えてみると、わたしの気持ちを理解できるわけがないのは当たり前のことなのだと思うことができます。誰1人として同じ状況にある人はいません。ですので完全に理解してもらうことなど不可能に近いのです。

ですがありがたいことに、理解はしてもらえなくても自分の素直な気持ちを伝えたら、きっと受け止めてくれるであろう優しい同期や先輩がわたしの周りにはたくさんいます。時間はかかってしまうかもしれませんが、わたしは自分の素直な感情やありのままの自分が抱いている不安を周りの人に伝えて、前に進むきっかけを作れるようになりたいと思っています。わたしは軸のない弱い人間です。1人で今の状況に耐えられる強さはありません。だからこそ、自分のそのような弱さを自分で受け入れてあげられる余裕をもちながら、周囲の人に相談できる心の柔軟さを身につけたいと思っております。今は毎日、自分自身と戦っています。心は天気のように曇っていたり、嵐だったり、晴れていたりします。わたしはどんな天気でも自分は自分なんだと胸を張れるようになりたいです。そしていつか、助けてもらうだけではなく、わたしも誰かのことを助けてあげられるような強さを持ち、人の弱さを理解してあげえられるようになりたいと思っておりますので、今後とも見守ってくださると幸甚です。

最後にわたしが大切にしている言葉で締めくくりたいと思います。

「わたしは傷を持っている

でもその傷のところから

あなたのやさしさがしみてくる」~星野富弘~

 

重く拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。最後までご精読いただきありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。