答え合わせ

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、看護医療学部4年の加藤万葉です。

先月の部内戦をもって、私もついに引退を迎えました。後輩たちのしっかりとした運営を見て、安心して引退ライフを過ごしています。
今日は最後のリレー日記ということで、これまでの体操部での生活を振り返りながら、とある「答え合わせ」をしてみようと思います。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は2年生のときに1年遅れて入部しました。きっかけは、電車の新路線が開通して自宅から日吉までのアクセスが良くなったこと。その流れでなんとなく体験に行き、なんとなく入部を決めたため、正直、あまり熱のこもったスタートではなかったと思います。

転機が訪れたのは、2年目のときです。1つ上の先輩方と関わる機会が増え、部活に向き合う姿勢や考え方に触れる中で、「この人たちを支えたい」と心から思うようになりました。この頃から少しずつ、部活動に対して本気で向き合うようになっていったのだと思います。
それゆえ代交代の時期が近づくと、現実が一気に押し寄せました。尊敬する先輩方のように部を引っ張っていけるのか、1年遅れて入部した自分に後輩たちはついてきてくれるのか――そんな不安ばかりが頭をよぎり、主務になることを長い間ためらいました。
さらに、当時の私にとっての部活動の意義であった「先輩方が創った大好きな体操部を支える」という土台が失われるような感覚にも襲われ、心のどこかにぽっかりと空白が生まれたように感じていました。

そんな私に、122代主将・伊保内先輩が引退の際に残してくださった言葉があります。

「自分が大好きな体操部を創れ。」

初めて聞いたときは、「とんでもない宿題を出してくれたな」と思いました。けれど今振り返ると、私のラストイヤーはまさに、この宿題の答えを探し続けた1年だったように思います。

ラストイヤーは大変なことがありながらも、幸せを感じる時間もたくさんありました。念願の1部昇格を達成してくれた器械男子には本当に素敵なプレゼントを頂きました。マネージャーもどんどん増え、おそらく慶應体操部史上最もマネージャーの多い時代だったのではないでしょうか。

この1年間、私は“主務としての理想像”を模索しながら、部員たちが何か困ったときに「この人がいれば大丈夫」と思ってもらえるような存在でありたいと願っていました。
「自分がこの部をこうしたい」という明確なビジョンは最後まで見つからず、たどり着いたのは「部員たちが安心して部活動に打ち込める環境をつくりたい」という答えでした。
おそらくこの答えは伊保内先輩の意図とは少しずれていて、採点をお願いしたら満点はいただけないかもしれません。
それでも、自分がやってきたことに誇りをもって引退を迎えることができたと思います。
到底完璧ではなかったかもしれませんが、そう思ってもらえる瞬間が少しでもあったことを願っています。

私は実はかなりの泣き虫で、すぐに人に甘えてしまうため、主務としての威厳(?)を保つために、勝手に部員とやや距離を取るようになっていました。そんな人が安心感を与えられていたかは触れないでいただきたいと思います。
また、そんな泣き虫な私を三木監督をはじめとする多くの関係者の方、OBOGの先輩方に支えていただきました。たくさんご迷惑をおかけいたしましたが、本当にありがとうございました。

また、後輩マネージャーたちには感謝の気持ちでいっぱいです。特に主務として活動した1年間を支えてくれた五十嵐、千秋、齋藤には何度も助けられました。マイペースながらも後輩たちに慕われ、チームマネージャーの団結力の高めてくれた五十嵐。私に憧れていると言ってくれて、誰よりも真摯に仕事に向き合ってくれた齋藤。持ち前の器用さで部の運営を支え、時には物怖じせず自分の意見をぶつけてくれた千秋。本当にありがとう。
あまり関わる時間は少なかったけれど、新1年生のマネージャーの活躍にも期待しています。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了とさせていただきます。
体操部関係者の皆さま、本当にありがとうございました。