こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、看護医療学部4年の加藤万葉です。
急激に気温が上がり、春を飛び越えて夏の香りが漂ってきた今日この頃ですが、本日は冬あった素敵な出会いについてお話させていただこうと思います。
ある日、秋学期最後の実習記録を提出し終え、浮足立っていた私は、ふと今まで降り立たことのない駅に降り立ち、飲食店をぶらぶら散策することを思い立ちました。実習中は毎日時間に追われていたため、暇なときにしかできないようなことをやりたかっただけです。駅の決めかたのルールは単純で、今まで行ったことがない駅、おいしそうな飲食店がありそうな駅、なんかおしゃれな駅というこの3つの条件で決めました。
駅に降り立ち、初めての駅で道に迷いながら歩いていた時、後ろから声を掛けられました。
「お姉さん、髪の毛綺麗ですね。」
危ない人かと思いきや、振り返ったところにはきれいなブロンドヘアのお姉さんが立っていました。
結論から言えば、このお姉さんは美容師さんで練習のためのカットモデルを探していたそうです。親しくなった後に聞いた話によると、「お姉さん、髪の毛綺麗ですね。」というこのセリフはとりあえず声を掛ける人に怪しまれないために言っていたとのことで、喜んで損をしたなと思いつつ、お姉さんにはそのセリフは余計に怪しまれることをお伝えしておきました。
タイミングよくお金に困っていた私は、無料でカットをしてくれるということで迷わず飛びつきました。
練習は営業終了後に行うということで、美容室の営業が終了した夜遅い時間に美容室に向かいました。なんだかちょっとわくわくした気持ちで足を踏み入れたそこには、営業終了後にもかかわらず、たくさんの美容師さんが真剣な顔つきで練習されていました。そこに広がっていたのは私の知っている優雅な美容室とはかけ離れた、まるで全カレ直前の男子部員の雰囲気のような緊張感のある空間でした。
美容師さんの世界はとても厳しく、そのお姉さんは美容師になってから4年経っており、毎日夜遅くまで練習していらっしゃるそうですが、まだ営業中にカットはさせてもらえないそうです。何回もテストに合格しなければならないそうですが、テストのためのカットやカラーのモデルも自身で探さなければならず、駅前に立ってカットモデルを探されているそうです。私が声を掛けられた日も真冬で極寒の中、2時間ほど駅に立っていらっしゃいました。
このお姉さんからは、目標を達成するための強い覚悟をひしひしと感じました。私もこれから覚悟をもって様々なことに向き合っていきたいなと思わされた素敵な出会いでした。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。
ご精読ありがとうございました。