2025年10月17日(金)〜19日(日)、ナースパワーアリーナにて行われました、第62回全日本トランポリン競技選手権大会の観戦記をご報告いたします。
個人競技男子…金子慶汰(政3) 、寺沢健太(理2)




個人競技男子予選
金子慶汰
1,パイクバラニーアウトトリフィス(前方屈身3回宙返り半ひねり)
2,タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)
3,タックバラニーアウトトリフィス(前方抱え込み3回宙返り半ひねり)
4,パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)
5,パイクルディーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6,パイクハーフインルディーアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
7,タックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)
8,タックダブルバック(後方抱え込み2回宙返り)
9,パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
10,ミラー(後方伸身2回宙返り3回ひねり)
<1回目>
今大会はプレッシャーに打ち勝ち、自己ベストを更新することを目標に臨んだ。1本目に掛けるのが早くなり、前方へ移動した。また、潰しが大きかったため回転がつかず2本目の技に入ることができず、1種目中断となった。練習時点から緊張により浮ついており、出たミスとなった。
<2回目>
1回目で出たミスを克服すべく、筋肉の緩急を意識したメリハリのある演技を目標に臨んだ。1本目・3本目で回転不足のため、膝が曲がった。4本目で回転余剰のため潰しが大きくなり、5本目でリズムを崩したため膝が曲がった。6本目は演技を立て直すためにタックハーフインルディーアウト(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)に変更したが、回転不足のため膝が曲がった。7本目で大きく前方に移動したが8本目でベッドの中心に戻した。しかし回転不足のため8本目・9本目で膝が曲がり、10本目をパイクダブルバックに変更した。全体としてベッドの中心で行うことができたが、多少の崩れに対処することができず、点数は伸び悩む結果となった。今後はメリハリのある演技を意識しつつも、崩れた時の復帰方法にも焦点を当てて練習していきたい。
寺沢健太
1,パイクバラニーアウトトリフィス
2,パイクハーフインハーフアウト
3,パイクルディーアウト
4,パイクハーフインルディーアウト
5,パイクフルインバラニーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6,パイクフルインフルアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
7,パイクバラニーアウト
8,タックハーフインハーフアウト
9,タックフルインバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)
10,タックフルインフルアウト(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)
<1回目>
今大会は予選2に進出することを目標に東日本選手権と同じ構成で臨んだ。1〜4本目でベッドの中心で美しく決めた。5本目で回転不足のため膝が曲がったが、6〜8本目は美しく決めた。9本目で大きく前方に移動した。続く10本目でベッドの中心に戻したが、回転不足のため腰が折れた。全体としてはまとまった演技であったが、演技後半から守りに入ってしまい、跳躍時間点と演技点がのびなかった。
<2回目>
1本目で回転不足のため膝が曲がった。2本目で右に移動した。続く3本目でベッドの中心に戻したが、4本目で大きく後方に移動し腰が折れた。5本目で前方に移動した。7本目でベッドの中心に戻した。8〜10本目を美しく決めた。1回目の反省を活かし演技後半まで攻めた姿勢で臨むことができ、跳躍時間点は1回目よりも高くなった。しかし、移動が多く移動点が伸びなかった。細かい改善点は多く残ったが、全体としては2回とも納得いく演技を実施することができ、23位で予選2進出を決めた。
<予選2>
1本目を美しく決めた。2本目で大きく前方に移動し腰が折れた。続く3本目でベッドの中心に戻したが、屈身姿勢で膝が曲がりタックルディーアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)になり、開きで足が乱れた。3本目で大きく乱れたため4本目をタックハーフインハーフアウトに変更したが腰が折れた。5本目は美しく決めた。6本目で大きく後方に移動したためタックフルインフルアウトに変更したが、足が乱れた。7本目で大きく前方に移動し膝が曲がった。8本目でベッドの中心に戻したが膝が曲がった。8本目は予定通りの技を実施したため4本目のタックハーフインハーフアウトとダブルカウントとなり、難度点は加算されなかった。9本目で回転不足のため膝が曲がり、10本目で回転不足のため腰が折れた。10本目は予定通り実施したため6本目のタックフルインフルアウトとダブルカウントとなり、難度点は加算されなかった。着地が乱れ減点となった。攻めた姿勢で臨んだが、1本目で開きがはやくなってしまった結果、2本目で大きく移動し冷静さを失ってしまい、ただ10本繋げるだけの演技になってしまった。今大会は目標としていた準決勝進出を達成でき自信につながった。しかし、3回宙返りの安定性、乱れたときの修正力など課題が多くあるため、川崎に向けて課題に向き合い、57.5点を目標に練習していきたい。
今大会は、全日本選手権という舞台で普段とは違った空気感や緊張感の中での大会であった。大会の内容としては、寺沢が予選2に進出するなど良い面もあったが、課題が多く見られた大会でもあった。今後は技の完成度を上げ、安定した通しができるような練習をしていきたい。
最後になりましたが、ご指導いただきました日垣博考先輩(H29) 、中田大輔先生、大嶋諒人先生、審判を務めてくださいました浅見杏樹先輩(R3)ありがとうございました。また、今大会はご多忙の中、黒井一実先輩(H10) 、棟朝銀河先輩(H29)にご観戦いただきました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。

(記:金子慶汰、寺沢健太)