令和2年度関東学生体操競技交流大会 観戦記

2020年12月2日(水)、群馬県 高崎アリーナにて行われました、令和2年度関東学生体操競技交流大会の観戦記をご報告致します。

女子個人…福岡由唯(環3)

1種目め…跳馬
2本とも屈身ユールチェンコ跳びを実施した。1本目は突き手の入った跳躍で、着地は小さく後ろに1歩に抑えた。2本目は勢いのある助走から流れの良い跳躍であったが、勢いが余り着地は後ろに転倒してしまった。

2種目め…段違い平行棒
最初のイエーガは雄大に決めたが、続く高棒から低棒への飛びは倒立姿勢からやや外れてしまった。その後のフット飛びを難無く実施すると、続く翻転倒立も正確に決めた。その後のツイスト1回ひねりを流れ良く実施すると、最後の後方抱え込み2回宙返り下りの着地は小さく後ろに1歩に抑えた。

3種目め…平均台
最初の前後開脚ジャンプ上がりを丁寧に実施すると、その後のバク転~後方伸身宙返りはややふらついてしまった。続く縦側宙を流れ良く決めると、その後の後方抱え込み宙返りも確実に決めた。続く開脚ジャンプの連続は繋がらず難度不認定となってしまい、その後の横側宙はバランスを崩し落下してしまった。演技再開後、今回新しく取り入れた、横向き1回ひねりジャンプ、しゃがみ立ち1回ターンもバランスを崩し落下してしまった。演技再開後、最後の屈身アウエルバッハ宙返り下りの着地は小さく前に1歩に抑えた。

4種目め…ゆか
最初のポパジャンプは難無く実施すると、1節目の後方抱え込み2回宙返りの着地は小さく後ろに1歩動いてしまった。2節目の前方伸身宙返り1回ひねりの着地は大きく前に1歩動いてしまったが、その後の開脚ジャンプの連続は雄大に決めた。続く足上げ1回ターンを正確に実施すると、今回新しく取り入れた、その後の3回ターンも丁寧に決めた。最後の後方伸身宙返り1回半ひねりの着地は回転不足により、後ろに転倒してしまった。

今大会は、私にとって今年最後の試合であった。全日本インカレから平均台とゆかの構成を変えDスコアを上げて挑んだものの、結果的に大過失の多い演技内容となってしまった。しかし、段違い平行棒では倒立や着地まで意識出来た演技で、高い評価を得られた。
今後は、冬場の練習期間を実りのあるものにし、成長した姿を来シーズンで魅せていきたいところである。

最後になりましたが、チームリーダーを務めていただきました土合和さん(環4)、中尾優花さん(環4)、本当にありがとうございました。加えて、オンライン中継でも、多くの先輩方、並びに御父兄の方々にご観戦いただきました。この場をお借りて深く御礼申し上げます。

(記:福岡由唯)