第36回東日本学生体操競技グループ選手権大会 観戦記

2021年4月24日(土)、栃木県 総合運動公園 東エリアにて行われました、第36回東日本学生体操競技グループ選手権大会の観戦記をご報告致します。

女子個人…福岡由唯(環4)

1種目め…平均台
最初の前後開脚ジャンプ上がりを丁寧に実施すると、その後の横側宙も流れ良く決めた。続くバク転~後方伸身宙返りはややふらついてしまったが、その後の縦側宙はしっかりと実施した。続く後方抱え込み宙返りを確実に決めると、その後の開脚ジャンプの連続も正確に実施した。続く横向き1回ひねりジャンプはややふらついてしまったが、その後のしゃがみ立ち1回ターンは難無く実施した。最後の屈身アウエルバッハ宙返り下りの着地は小さく前に1歩に抑えた。

2種目め…ゆか
最初のポパジャンプをスムーズに実施すると、1節目の後方抱え込み2回宙返りの着地は小さく後ろに1歩に抑えた。2節目の前方伸身宙返り1回ひねりの着地を小さく横に1歩に抑えると、その後の開脚ジャンプの連続を雄大に決めた。続く足上げ1回ターンを正確に実施すると、その後の2回ターンを丁寧に決めた。最後の後方伸身宙返り1回半ひねりの着地は大きく前に1歩動いてしまった。

3種目め…跳馬
屈身ユルチェンコ跳びを実施した。突き手の入った跳躍であったが、着地は大きく後ろに2歩動いてしまった。

4種目め…段違い平行棒
最初のイエーガは雄大に決めたが、その後のけ上がりに繋がらずダブルスイングとなってしまった。続く高棒から低棒への飛びを倒立姿勢に収めると、その後のフット飛びも難無く実施した。続く翻転倒立も正確に決めると、その後のツイスト1回ひねりも流れ良く実施した。最後の後方抱え込み2回宙返り下りの着地は小さく前に1歩に抑えた。

今大会は、私にとって今年初の試合であった。1種目めの平均台で流れを作り、最後まで気持ちを切らさずに進めることができた。大きな失敗はないものの、ここから更に精度の上がった演技を魅せるための改善点が見つかり、収穫のある良い試合であった。また、個人1人の出場ではあったが、慶應の存在感を出すことができたと感じている。
今後は、1ヶ月後に迫る東日本インカレに向け、冬場の練習を活かした演技内容になるよう、更に技に磨きをかけていきたいところである。

最後になりましたが、チームリーダーを務めていただきました首藤聡史先生ありがとうございました。また、オンライン中継では、多くの先輩方、並びに御父兄の方々にご観戦いただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。

(記:福岡由唯)