2021年5月23日(土)、国士舘大学多摩キャンパスにて行われました、令和3年度 東京都体操競技選手権大会 兼 第76回 国民体育大会体操競技東京都予選会の観戦記をご報告致します。
女子個人…福岡由唯(環4)
1種目め…ゆか
最初のポパジャンプをスムーズに実施すると、1節目の後方抱え込み2回宙返りの着地は小さく前に1歩に抑えた。2節目の前方伸身宙返り1回ひねりの着地は大きく前に1歩動いてしまったが、その後の開脚ジャンプの連続は雄大に決めた。続く足上げ1回ターンは正確に実施したが、その後の3回ターンはひねり不足で難度不認定となってしまった。最後の後方伸身宙返り1回半ひねりの着地は大きく前に1歩動いてしまい、ラインオーバーとなってしまった。
2種目め…跳馬
屈身ユルチェンコ跳びを実施した。流れの良い跳躍であったが、着地は大きく後ろに2歩動いてしまった。
3種目め…段違い平行棒
最初のイエーガは雄大に決めたが、その後のけ上がりに繋がらずダブルスイングとなってしまった。続く高棒から低棒への飛びは倒立姿勢からやや外れてしまったが、その後のフット飛びは難無く実施した。続く翻転倒立を正確に決めると、その後のツイスト1回ひねりも流れ良く実施した。最後の後方抱え込み2回宙返り下りの着地は大きく後ろに1歩動いてしまった。
4種目め…平均台
最初の前後開脚ジャンプ上がりを丁寧に実施すると、その後の横側宙も確実に決めた。続くバク転~後方伸身宙返りは丁寧に実施したが、その後の縦側宙はややふらついてしまった。続く後方抱え込み宙返りを正確に決めると、その後の開脚ジャンプの連続も流れ良く実施した。続く横向き1回ひねりジャンプはややふらついてしまったが、その後のしゃがみ立ち1回ターンは難無く実施した。最後の屈身アウエルバッハ宙返り下りの着地は小さく前に1歩に抑えた。
今大会は、国体関東ブロック大会の東京都代表枠をかける大会であった。結果は、平均台で4位入賞・個人総合で5位入賞を果たし、メンバー入りは叶わなかったものの、補欠選手となった。内容としては、大過失は無く落ち着いて演技はできたものの、東日本グループと同様のミスや細かい減点が多く出てしまった。今後は、3ヶ月後に迫る、大学最後の全日本インカレに向け、技の精度を上げつつも新しい構成に果敢に挑戦していきたいところである。
最後になりましたが、チームリーダーを務めていただきました首藤聡史先生ありがとうございました。また、オンラインで、多くの先輩方、並びに保護者の方々にご観戦いただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
(記:福岡由唯)