2021年9月1日(水)、静岡県 草薙運動場体育館にて行われました、第75回全日本学生体操競技選手権大会の観戦記をご報告致します。
女子個人…福岡由唯(環4)
1種目め…段違い平行棒
最初のイエーガを雄大に決めると、その後の高棒から低棒への飛びを倒立姿勢に収めた。続くフット飛びを難無く実施すると、その後の翻転倒立も正確に決めた。続くツイスト1回ひねりは流れ良く実施したが、最後の後方抱え込み2回宙返り下りの着地は小さく後ろに2歩に動いてしまった。
2種目め…平均台
最初の前後開脚ジャンプ上がりを丁寧に実施すると、その後の横側宙も流れ良く決めた。続くバク転~後方伸身宙返りはややふらついてしまい、その後の縦側宙もややふらついてしまった。続く後方抱え込み宙返りは確実に実施すると、その後の開脚ジャンプの連続も正確に決めた。続く横向き1回ひねりジャンプはバランスを崩し落下してしまった。演技再開後、その後のしゃがみ立ち1回ターンを難無く実施すると、最後の屈身アウエルバッハ宙返り下りの着地は小さく後ろに1歩に抑えた。
3種目め…ゆか
最初の足上げ1回ターンをスムーズに実施すると、1節目の後方抱え込み2回宙返りの着地は小さく前に1歩に抑えた。2節目の前方伸身宙返り1回ひねりは蹴りが上手く入らず、前に手を着いてしまった。その後の開脚ジャンプの連続を雄大に決めると、続く2回ターンも正確に実施した。その後のポパジャンプを丁寧に決めると、最後の後方伸身宙返り1回半ひねりの着地は小さく前に1歩に抑えた。
4種目め…跳馬
屈身ユルチェンコ跳びを実施した。突き手の入った跳躍であったが、着地は大きく後ろに2歩動いてしまった。
今大会は、私にとって最後の全日本インカレであった。演技内容としては、段違い平行棒、跳馬は良い実施であったものの、平均台、ゆかでミスが出てしまったことが反省点である。しかし、同じ班の他クラブの選手と声を掛け合い、体操や試合自体を心から楽しむことができた。今後は、1ヶ月後に迫る交流戦に向け、更に精度の高い演技を魅せられるよう、一層練習を積み重ねていきたいところである。
最後になりましたが、コーチを務めていただきました首藤聡史先生ありがとうございました。また、遠方での開催にも関わらず、御多忙の中、塚田治夫会長(S47)にご観戦いただきました。加えて、オンライン中継では、多くの先輩方、並びに御父兄の方々にご観戦いただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
(記:福岡由唯)