第38回 霜月杯 観戦記

2023年11月25日(土)、横浜国立大学常盤台キャンパス体育館にて行われました、第38回霜月杯の観戦記をご報告いたします。
関係者の皆様は、For OBOGのページから動画も見られますので、ぜひそちらと併せてご覧になってください。


女子個人…森千紗(法法2)

1種目め…跳馬
一本目に転回、二本目に転回1回ひねりを実施した。転回は小さく前一歩にまとめることができたが、二本目は着手の段階で突っ込んでしまい大きく前に一歩出てしまった。今後は新たな技の習得を目指して練習していきたい。

2種目め…段違い平行棒
交流戦の時と同じく、ほん転倒立で前に倒れてしまい落下。車輪も一度失敗し、ニ度目での成功となった。練習ではできるが本番では決めきれない、ということが続いている為、普段からコンスタントに通しを行う必要を強く実感した。

3種目め…平均台
交流戦の構成から上りを屈腕倒立に変更した構成で挑んだ。落下こそなかったものの、技前後の決めに欠ける実施が多く見られた。今後は構成要求を満たす為に後方系の技の習得と並行して、技前後の安定感を求めた練習に取り組んでいきたい。

4種目め…ゆか
交流戦と同じ演技構成で挑んだが、一本目の前方宙返り連続の蹴りが合わず、二つ目の宙返りが抱え込みになってしまった。しかし、今までの自己ベストを更新した点数を取得する事ができた為、自信に繋がる演技となった。今後は技の正確な実施を課題として練習を積んでいきたい。

今大会は、今年一年の成果を発揮する大事な試合であった。2週間前に行われた交流戦の反省を活かす良い機会と捉えていたが、実際の演技は正確な実施とは言い難い演技が続いた。結果としては個人総合で2位に入ることができたが、改めて練習量に比例する自信というものを身につける事の重要さを再認識した試合となった。この冬で基礎を積み、今行っている構成での通しを常に安定した実施で行えるよう励んでいきたい。

(記:森 千紗)

最後になりましたが、お忙しい中チームリーダーを務めていただきました塚田治夫会長(S47)、ありがとうございました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。