第78回国民体育大会中国ブロック大会  観戦記

2023年7月15日(土)、山口市維新大晃アリーナにて行われました、第78回国民体育大会中国ブロック大会の観戦記をご報告いたします。

トランポリン成年男子…上田乃維(環3)

上田乃維

<第一自由演技>
1,レイアウト3/4バック(後方伸身3/4回宙返り腹落ち)
2,タックコディー(腹落ち~後方抱え込み1・1/4回宙返り)
3,パイクバック(後方屈身1回宙返り)
4,レイアウトバラニー(前方伸身1回宙返り半ひねり)
5,ストラドルバウンス(開脚ジャンプ)
6,シートドロップ(腰落ち)
7,スイブル(腰落ち~半ひねり腰落ち)
8,スタンド(腰落ち~立つ)
9,タックバウンス(抱え込みジャンプ)
10,パイクバウンス(閉脚ジャンプ)

<第一自由演技>
第一自由演技は難度点が加算されないため、基礎技を中心とした構成で挑んだ。全体を通して大きな移動や腰折れ、膝曲がりなどはなく、ベッドの中心で美しい演技を決めた。練習の段階からどのくらいの高さで演技をするのか、何本ジャンプしたら技に入るのか、など毎回同じような演技ができるよう細かい部分まで注意しながら練習を重ねていたため、本番でも普段通りの演技を決めることができた。

<第二自由演技>
1,レイアウト3/4バック
2,タックコディー
3,パイクバック
4,レイアウトバラニー
5,レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
6,タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
7,タックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)
8,タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)
9,パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
10,パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)

<第二自由演技>
昨年の国体予選では第二自由演技で中断してしまい、本国体への出場を逃してしまったため、リベンジの意味も込めて丁寧に練習を重ねた構成で挑んだ。3本目で後方に移動したが、続く4本目でベッドの中心に戻した。また、8本目で大きく後方に移動したが、続く9本目でベッドの中心に戻し、そのままのリズムで10本を通し切った。昨年の緊張感による体の縮こまりを克服し、自信を持った状態で演技をすることができたのは、昨年と比べ大きな成長であると感じた。

今大会は第78回国民体育大会の予選会であり、上位1名が本戦に出場できることとなっていたため、鳥取県代表として、第78回国民体育大会の出場権を獲得することができた。8月、9月には大会が集中しており、演技の完成度が明らかになる期間であるため、夏休みを使ってその期間への調整を行なっていきたいところである。

最後になりましたが、審判を務めていただきました日垣博考先輩(H29)、ありがとうございました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。

(記:上田乃維)