第38回神奈川県トランポリン大会 観戦記

2024年2月4日(日)、厚木市荻野運動公園体育館にて行われました、第38回神奈川県トランポリン大会の観戦記をご報告いたします。

Cクラス女子…内田祥子(経1)
SAクラス男子…上田乃維(環3)、金子慶汰(政1)

Cクラス女子
内田祥子
1.タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
2.タックバウンス(抱え込みジャンプ)

3.シート(腰落ち)
4.フロント(腹落ち)
5.スタンド(腹落ち〜立つ)
6.ハーフシート(半ひねり腰落ち)
7.スイブル(腰落ち〜半ひねり腰落ち)
8.ハーフスタンド(腰落ち〜半ひねり立つ)
9.ストラドルバウンス(開脚ジャンプ)
10.パイク前宙(前方屈身1回宙返り)

今大会は新技のタックバックを入れた構成で臨んだ。1本目で回転不足により膝をついてしまい、1本目中断となった。技の精度が低く、大会を意識した練習が欠如していたことによる緊張から思うように体が動かず、最初の技で中断となってしまった。今後、練習において単に通すだけでなく緊張感を持ち大会を想定した練習をしていきたい。

SAクラス男子
上田乃維
1.パイクバック(後方屈身1回宙返り)
2.タックバック
3.タックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)
4.タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)
5.パイクルディーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6.パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)
7.パイクフルインハーフアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
8.パイクフルインフルアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
9.パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
10.ミラー(後方伸身2回宙返り3回捻り)

今大会は通しの後半部分の精度を上げるべく構成を組んだ。1本目〜3本目までをトランポリンの中心でリズム良く決めたが、続く4本目で大きく後方に移動した。5本目でも後方に移動し、パッドに触れたため4本目中断となった。自分の演技に対してしっかりと自信が持てないまま大会に臨んでしまった。想定外のトラブルへの対応や、器具との相性が悪い際に、不安を消すためにオーバーワークの練習をしてしまい、焦りから、自分の制御ができなくなってしまっていた。今後の練習では、手を挙げて通す回数を増やすことで、決めなければいけない状況で決め切る力を養っていきたい。

金子慶汰
1.レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
2.パイクバック
3.レイアウトバラニー(前方伸身1回宙返り半ひねり)
4.タックバック
5.パイクバラニーアウト
6.タックハーフインハーフアウト
7.タックルディアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)
8.パイクハーフインハーフアウト

9.タックバラニーアウト
10.タックハーフインルディアウト(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)

今大会は新技のタックハーフインルディアウトを入れた構成で臨んだ。1本目〜3本目までをトランポリンの中心でリズム良く決めたが、続く4本目で回転不足のため腰が折れ、つま先が曲がった。5本目で大きく前方に移動し回転不足のため、腰が折れ膝が曲がった。6本目でバランスを崩しパッドに触れ、5本目中断となった。
大会当日のアップ時間の使い方や、メンタル面での弱さなどの課題が見えた大会であった。今後はアップ内容や時間にも焦点を当てた、本番を想定した練習を心がけたい。

今大会は、体操部にとって本年最初の大会であった。

日々の練習内容や、通し切る能力などといった課題が多く見えた結果となった。5月には年齢別選手権が控えているため、こうした課題の解決や競技力の向上、そして大会を想定した練習に取り組んでいきたい。

最後になりましたが、審判を務めていただきました、寺嶋政幸監督(H20)ありがとうございました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。



(記:上田乃維、金子慶汰、内田祥子)