2025年5月16日(金)〜5月18日(日)、群馬県ヤマト市民体育館前橋にて行われました、第12回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会の観戦記をご報告いたします。
オープン部門(男子)…金子慶汰(政3) 、寺沢健太(理2)
オープン部門(女子)…内田祥子(経3)


オープン部門(男子)
金子慶汰
1,レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
2,タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
3,タックトリフィスバラニーアウト(前方抱え込み3回宙返り半ひねり)
4,パイクハーフインハーフアウト(後方屈身2回宙返り1回ひねり)
5,パイクルディーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
6,パイクハーフインルディーアウト(後方屈身2回宙返り2回ひねり)
7,タックバラニーアウト(前方抱え込み2回宙返り半ひねり)
8,タックダブルバック(後方抱え込み2回宙返り)
9,パイクフルインバラニーアウト(前方屈身2回宙返り1回半ひねり)
10,レイアウトフルインフルアウト(後方伸身2回宙返り2回ひねり)
<1回目>
今大会は東日本インカレと同じ構成で臨んだ。1、2本目はベッドの中心で決めたが、3本目で回転不足のため開けず、4本目で回転不足のため膝が曲がり前方に移動した。5本目に軸がぶれひねり終わりで膝が曲がり、6本目の技をパイクダブルバック(後方屈身2回宙返り)に変更したが、回転不足のため膝が曲がった。7本目で抱えが大きく、8本目でつま先が曲がり後方へ移動した。9本目でベットの中心に戻したが回転不足のため膝が曲がり、10本目で腕が体側から離れた。着地が乱れ減点となった。全体的に膝の曲がりが目立つ演技となった。
<2回目>
2回目はハーフインルディーアウトを技変更せずに使うことを目標に臨んだ。1、2本目はベットの中心で決めたが、3本目で回転不足のため開けず、4本目で腰が折れた。5本目で回転不足のため腰が折れ、6本目で軸がぶれ、ひねりで足が乱れた。7本目で抱えが大きく、8本目で膝が曲がった。9本目で潰しが大きく、10本目で腰が折れた。着地が乱れ減点となった。技変更をせずに通しきることはできたが、足元の乱れが目立ち演技点が低い結果となった。全日本インカレに向けて演技点をあげるために足元に焦点を当て練習していきたい。
寺沢健太
1,レイアウトバック
2,タックバラニー(前方抱え込み1回宙返り半ひねり)
3,パイクバック(後方屈身1回宙返り)
4,タックバック
5,パイクバラニーアウト(前方屈身2回宙返り半ひねり)
6,パイクハーフインハーフアウト
7,タックバラニーアウト
8,タックハーフインハーフアウト(後方抱え込み2回宙返り1回ひねり)
9,タックフルインフルアウト(前方抱え込み2回宙返り1回半ひねり)
10,パイクダブルバック
<1回目>
今大会は東インカレと同じ構成で臨んだ。1〜8本目までベッドの中心で美しく決めた。9本目で腰が折れたが、10本目は美しく決めた。全体的に移動が少なく安定した演技であった。
<2回目>
2回目は高さを上げることを目標に臨んだ。1〜3本目でベッドの中心で美しく決めた。4本目で大きく前方に移動しブルーマットに着地したため3種目中断となった。1回目よりも高さを上げて臨んだが安定感に欠けた。安定感を維持しつつ、跳躍時間点、難度点を上げられるように練習していきたい。
オープン部門(女子)
内田祥子
1,レイアウトバック
2,ストラドルバウンス(開脚ジャンプ)
3,シート(腰落ち)
4,スイブル(腰落ち〜腰落ち)
5,スタンド(腰落ち〜立つ)
6,ハーフピルエット(半ひねりジャンプ)
7,タックバウンス(抱え込みジャンプ)
8,タックバック
9,タックバウンス
10,タックバラニー
<1回目>
今大会は39点を出すことを目標に臨んだ。1本目で膝・つま先が曲がった。2本目でつま先が曲がった。3〜6本目はベッドの中心で美しく決めた。7本目で抱えが大きくつま先が曲がり、8本目で抱えが大きくつま先が曲がり開きが遅れた。9本目で抱えが大きくつま先が曲がり、10本目で抱えが大きく足がずれた。全体として安定感のある演技を実施できたが演技点が低い結果となった。
<2回目>
安定感を維持しつつ、高さを上げ攻めた演技を意識して臨んだ。1本目で膝・つま先が曲がり、2本目でつま先が曲がった。3〜7本目はベッドの中心で美しく決めた。8本目は抱えが大きくつま先が曲がり開きが遅れた。9本目で抱えが大きくつま先がずれ、10本目で抱えが大きく足がずれた。目標としていた39点を超えることはできなかったが、完成度の高い通しをできたことは自信になった。今後は演技点を維持しつつ、難度点と跳躍時間点を上げることに重点をおいて練習していきたい。
今大会は東インカレからの連戦であったが各自調整して、通し切ることができた。ただ、課題も多くみつかったため、それらを改善して全日本インカレに臨めるように練習に励んでいきたい。
最後になりましたが、ご指導いただきました中田大輔先生、大嶋諒人先生、審判を務めてくださいました日垣博考先輩(H29)、浅見杏樹先輩(R3)ありがとうございました。また今大会はご多忙の中、棟朝銀河先輩(H29)、山﨑大司先輩(R4)にご観戦いただきました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。

(記:内田祥子、金子慶汰、寺沢健太)